低収入アラサーデブスのネット婚活記録

低収入アラサーデブスのネット婚活記録です。

毛玉さんと付き合い始めて、順調にデートを重ねていきました。 今までの人たちがダメだったというわけではありませんが、今までの人たちと比べてとてもデートが楽しかったです。 それに「私とは違うタイプの人間だ」と思っていたのですが、なぜかとても気が合いました。 ... 続きを読む
191.毛玉さん⑪

毛玉さんと付き合い始めて、順調にデートを重ねていきました。

今までの人たちがダメだったというわけではありませんが、今までの人たちと比べてとてもデートが楽しかったです。

それに「私とは違うタイプの人間だ」と思っていたのですが、なぜかとても気が合いました。

毛玉さんの仕事の都合で会えない時もありましたが、毛玉さんが休みの時はほとんどデートしていました。

その中で私の次の誕生日までには入籍したいとか、一緒に住み始めたらできるだけ家事も分担しようとか、住むとしたらどの辺りに住もうとか。

そういう結婚に向けた話も順調に進んでいき、とても楽しかったです。

 

デートの待ち合わせはいつも2人の家の中間地点でしていました。

なぜなら私と毛玉さんの家は市を1つ挟んだ場所です。

迎えに来てもらうとしたら、片道2時間かかることもあるのです。

でも、「今日は迎えに行くよ」という毛玉さんの言葉に甘えて、毛玉さんに迎えに来てもらうことが段々と増えました。

 

付き合って1ヵ月も経つと毛玉さんは私が同居させてもらっている祖父に「挨拶がしたい」と言ってくれるようになりました。

私も毛玉さんに祖父と会ってほしかったです。

でも残念ながら祖父はとてもアクティブな人間で、休日の日中はほとんど家にいません。

そして、毛玉さんとデートが終わる時間にはもう祖父は床に就いています。

つまり毛玉さんと祖父が顔を合わせることはなかったのです。

でもだからといって、親でもない祖父に「会わせたい人がいるからこの日家にいて」というのはちょっと違う気がします。

中々機会がないまま時間が過ぎていきました。

 

でもその機会は急に訪れました。

夜に用事があったのでデートを早めに切り上げ、夕方頃に家に送って時。

たまたま祖父が庭の掃除をしていたのです。

「誰?」

「今付き合ってる人」

「毛玉です。婚活ブタさんとお付き合いさせてもらっています」

「ほーん。ブタをよろしく」

そして祖父はまた庭の掃除に戻りました。

あっさりしていましたが、そんな感じで無事に祖父に紹介することができました。

 

「何かあっさりしてたけど大丈夫かな? オレ変だったかな?」と毛玉さんは気にしていましたが、祖父はマイペースな人です。

「いつもあんな感じだから気にしないで」とは言ったのですが、それでも毛玉さんは気になるようでした。

でも、それも長くは続きませんでした。

 

次のデートの時。

私は午前中仕事だったので、午後から会う約束をしていました。

でも毛玉さんは1時間以上早く着いたみたいで、私は家に帰るのが間に合いませんでした。

家に帰って私が見たのは、一緒にご飯を食べている祖父と毛玉さん。

駐車場で待っていたところ祖父に発見され、一緒にご飯を食べることになったようです。

 

それから祖父を交えて3人でご飯を食べるようになったり、家に帰ったらなぜか祖父と毛玉さんがお茶していたり。

毛玉さんは祖父と仲良くしてくれるようになりました。

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このシリーズでは婚活で出会った人々の不思議な言動【奇行】を紹介していきます。   婚活で初めてのお相手とお食事デートをした時です。 お相手が1時間弱遅刻してきたというアクシデントもありましたが、何とかお食事を終えることができました。 そしてそろそろ帰ろう ... 続きを読む
【奇行】9.そこで割り勘?

このシリーズでは婚活で出会った人々の不思議な言動【奇行】を紹介していきます。

 

婚活で初めてのお相手とお食事デートをした時です。

お相手が1時間弱遅刻してきたというアクシデントもありましたが、何とかお食事を終えることができました。

そしてそろそろ帰ろうかと立ち上がった時です。

「待って。お金」

「レジあっちですよ」

私はその婚活相手が席でお会計をするタイプのレストランと勘違いしているのかと思い、レジを指差しました。

しかし、彼の言いたいことは違いました。

「知ってる。ブタさん1329円ね

割り勘ってことでしょうか。

まさかお会計前に席でお金を請求されるとは思いませんでした。

嫌な気持ちになりながらも私はお財布からお金を出しました。

でも細かい持ち合わせがありません。

「すみません、1500円しかなくて」

「うん、いいよ」

そして彼はそのまま1500円を受け取りました。

当然のようにお釣りはありません。

お会計の時に「支払いは別々で」と言ってくれれば済む話なのに、席でお会計を請求されて、しかもお釣りは無し。

気の知れた友人とご飯に来たのではなく、これは婚活で、初めてのデートなのに。

「割り勘にしてももっとやり方はあるだろう」と思いました。

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いよいよやって来ました。 毛玉さんとの4回目のデートの日です。 決意はしたものの、私はブタだけどチキンハートの持ち主です。 ギリギリまで毛玉さんから言ってくれるのを待つことにしました。   待ち合わせ場所で毛玉さんと落ち合いました。 毛玉さんの車に乗り ... 続きを読む
190.毛玉さん⑩

いよいよやって来ました。

毛玉さんとの4回目のデートの日です。

決意はしたものの、私はブタだけどチキンハートの持ち主です。

ギリギリまで毛玉さんから言ってくれるのを待つことにしました。

 

待ち合わせ場所で毛玉さんと落ち合いました。

毛玉さんの車に乗り込みます。

ジュースを貰いましたが、何もありません。

 

お昼ご飯にラーメンを食べに行きました。

何もありません。

 

デザートにアイスを食べに牧場に行きました。

何もありません。

 

その後今日の目的地に行って遊びました。

何もありません。

 

遊び疲れて、晩ご飯を食べに行きました。

何もありません。

 

その後夜景を見に行きました。

私は腹を括りました。

 

夜景を見ながら色々お話して。

言葉が途切れたところで切り出しました。

「私と毛玉さんの関係って何なんですか?」

何を言われているのかわからないのでしょうか。

毛玉さんは不思議そうな顔をします。

「今日で4回目のデートですけれど、ずっとお友達なんですか?」

そこでやっと毛玉さんは私が何を言いたいのか理解したようですか。

「オレたち付き合っちゃう?」

「私はそんな軽い気持ちで言ってるんじゃない」と心の中で喚きました。

「毛玉さんとお付き合いできたらとっても嬉しいけれど、もう20代後半だし、結婚前提じゃないと付き合えないです」

「大丈夫! いつか結婚しよう!

「いつか」が気になりました。

その「いつか」が3年後だったり5年後だったら困ります。

でも、毛玉さんはちゃんと結婚する気があるのはあるみたいです。

「よろしくお願いします」

 

その後も色々お話しました。

婚活パーティーでカップリングしたのに私が帰ってしまって毛玉さんはショックを受けていたこととか、それなのに私からメールが来て嬉しかったこととか、付き合ってもないのに旅行に誘われて「この人ヤバい人だったんじゃないか」と私が思ったこととか。
(この時やっと先に帰った件に関して謝ることができました)

「付き合ってないから旅行断ったの?」

「うん」

「じゃあもう付き合ったから旅行一緒に行ける?」

「え? まあ、いいですけれど」

毛玉さんはすごく喜びました。

その場で35才の良い年したオジサンが飛び跳ねるんじゃないかと思うくらい喜びました。

「○○に行こうね! △△も行こうね! ××も行こうね!」

子どものようにはしゃぐ毛玉さんを見て私は思いました。

「この人、もしかして旅行がすごく好きなだけなんじゃない?」と。

付き合っているとか付き合っていないとか、体が目的とか、そういうのではなく、もしかしたら一緒に旅行に行く相手が欲しかっただけなのではないのかと。

 

何はともあれ、無事に結婚を前提として毛玉さんと本交際を始めることができました。


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毛玉さんと次のデートについてのメールを重ねる日々で。 私は決心しました。 「もうこっちからどういうつもりか聞いてやろう」と。 本当は毛玉さんから言ってほしかったです。 でも、私はアラサー。 もう3回目のデートは終えていますし、悠長に毛玉さんからのアクショ ... 続きを読む
189.毛玉さん⑨

毛玉さんと次のデートについてのメールを重ねる日々で。

私は決心しました。

「もうこっちからどういうつもりか聞いてやろう」と。

本当は毛玉さんから言ってほしかったです。

でも、私はアラサー。

もう3回目のデートは終えていますし、悠長に毛玉さんからのアクションを待つ時間はありません。

体力面に不安があるので、できたら30才までには子どもを産みたい。

20代の間に妊娠しておきたい。

そう考えると本当に時間がありません。

 

あすかちゃんに相談してみて「いいんじゃない?」という後押しも貰いました。

「大事なところは決められる男性がいい」と今までは自分からは言わないと決めていたのです。

でも、そのやり方を今回で変えてしまう。

自分のポリシーを変えてしまうようで、不安な気持ちもありました。

そんな不安な気持ちを拭い去る意味でもあすかちゃんに話を聞いてもらえて有り難かったです。

「こうしよう」と決めてみても、実際に後押しがあるのとないのではだいぶん気持ちが違います。

それに他人に宣言してしまえば、土壇場になって「やっぱり……」と尻込みすることもないでしょう。

 

毛玉さんとのデートは確かに楽しいです。

3回デートしてみて、(私の偏見ですが)見た目とは違い、真面目で誠実そうな人柄にとても魅力を感じ始めていました。

(何をしているかよくわからないけれど)お仕事を頑張るところも人間としてとても尊敬できます。

 

でも、これは婚活。

私がしたいのは「恋愛」ではなくて「結婚」です。

「恋愛をしてから結婚したい」という願望もありません。

毛玉さんが結婚を前提に私とのデートを重ねているのでなければ、これ以上お会いすることはできません。

私は結婚したいのですから。

 

やはりこの辺りの判断はネット婚活に比べて婚活パーティーで出会うと難しいと思いました。

ネット婚活ならプロフィールに「〇ヵ月付き合って結婚したい」「結婚を前提に付き合える人と出会いたい」「結婚を考えられる人と出会いたい」など書いてくれている場合もありますし、メッセージ交換の段階で「付き合ってどれくらいで結婚したいですか?」と質問することもできます。

私の内向的な性格と会話力不足のせいだけかもしれませんが、メッセージ交換無しにデートを重ねると、どうにもそういったことは聞き辛いです。

実際はがっついているんですけれど、「がっついていると思われたくない」という妙なプライドもあるのでしょう。

 

どちらにしろ、勝負は次のデートです。

このまま本交際に進めるか、それとも毛玉さんとの婚活は終わるか。

私から仕掛けるので、これは絶対です。

何だかもう落ち着かなくて、3回目と4回目のデートの間は時間が出来たら筋トレしていました。

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山の展望台を後にして、寄り道も挟んで。 やっと最終目的地に着きました。 そこはちょっとした観光地だったので目一杯毛玉さんと遊ぶことができました。 夕食もそこで済ませて、近くの夜景スポットで夜景を眺めて。 夜景を見ながら私は思いました。 「3回目のデートな ... 続きを読む
188.毛玉さん⑧

山の展望台を後にして、寄り道も挟んで。

やっと最終目的地に着きました。

そこはちょっとした観光地だったので目一杯毛玉さんと遊ぶことができました。

夕食もそこで済ませて、近くの夜景スポットで夜景を眺めて。

夜景を見ながら私は思いました。

3回目のデートなのに何も無いぞ?」と。

 

私の調べた婚活情報では、3回目のデートは付き合うか付き合わないか大事なデートです。

ここでこのまま交際をするか、その人とは終わるか決める場のはずです。

もしかして、気にしていないように見えて弟のことを打ち明けたのが不味かったのでしょうか。

プレゼントもあったし、山の展望台や今日の目的地、夕食を食べたレストラン、夜景を見ている今この場所だって、そういう話をするのに適した場所です。

恋愛経験値の低い私ですが、条件は整っていると思います。

それにこのプランを考えてくれたのは毛玉さんです。

なのに何もないとは。

 

もしかしたら帰りの車の中でそういうお話があるのでしょうか。

それとも別れ際でしょうか。

奇麗な夜景を眺めることも忘れて、私は悶々と考え込んでしまいました。

 

ここで私が「私は毛玉さんと結婚を前提にお付き合いしたいんですよ」と言ってしまえば早い話です。

そう言ってしまえば毛玉さんは「Yes」か「No」かで答えられるのですから。

でも、私だって女の子。

そういうことは男の人から言って欲しい。

――というのは嘘です。

付き合うだけならどっちから言ったって構わないと思っています。

でもこれに絡んでいるのは「結婚」です。

やっぱり結婚するなら「決めるところはちゃんと決められる人」と結婚したいです。

「楽だよ?」とは言われますが、交際もプロポーズもマイホーム購入も全部妻が主導権を握って自分の意見を持たずに尻に敷かれっぱなしの夫はちょっと嫌です。

(絶対に嫌というわけではありませんが)

 

今まで何とか本交際まで進んだ人たちは2人とも向こうから言ってくれました。

だから今回もそれを待ちたい。

でも帰りの車内でも、お別れする時にも、毛玉さんからそんな話はありませんでした。

 

「来週もたぶん休み取れると思うんだ。来週はどこ行く?」

「そうですね。行ったことのないところに行ってみたいですね」

「じゃあまた調べてみるね。帰ったらメールするよ」

「気を付けて帰ってくださいね」

「ブタちゃんもね」

 

婚活を進めるかどうかの話はありませんでしたが、また次回のデートの約束はしました。

「毛玉さんはどういうつもりなんだろう」「婚活パーティーで出会ったけれど、遊び相手が欲しかっただけ?」

家に帰って毛玉さんに頂いたケーキを食べながら私は悩みました。

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男性でも女性でも「結婚するなら体の相性は大事」と言う人はいます。 何を重要視するかはひとそれぞれなので、間違ったことではないと思います。 実際に「顔さえ良ければ年収も性格も関係ない!」と結婚して続いている夫婦も周りに何組かいますし。   ですが、婚活で ... 続きを読む
【小ネタ】体の相性

男性でも女性でも「結婚するなら体の相性は大事」と言う人はいます。

何を重要視するかはひとそれぞれなので、間違ったことではないと思います。

実際に「顔さえ良ければ年収も性格も関係ない!」と結婚して続いている夫婦も周りに何組かいますし。

 

ですが、婚活でお相手の条件や人柄よりもまず体の相性を試してみるってどうなのでしょうか。

男性ならただのヤリ目にしか見えませんし、女性でも同じにしか見えません。

私が知っている女性は「体の相性を確かめずに付き合うのは時間の無駄」「むしろ付き合ってから体の相性が悪かった時に分かれるのが面倒臭い」と言っていましたが、そういうものなのでしょうか。

 

男性とのろくな恋愛経験もないような私が言うのは出過ぎた真似かもしれません。

でも女性には妊娠や病気のリスクがあります。

(病気は男性も同じだと思いますが)

避妊さえしていれば妊娠も病気もしないということはありません。

体の相性を大切にするにしても「即お試し」ではなくて、もうちょっと自分の体を大切にしてほしいなぁと思いました。

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約束の日。 待ち合わせの1時間前に毛玉さんからメールがありました。   『早めに着いちゃったからコンビニで待ってます』   早すぎです。 私は急いで待ち合わせ場所に向かいました。 「毛玉さん早すぎですよ」 「ガソリン入れてから来ようと思ったら早く着きすぎ ... 続きを読む
187.毛玉さん⑦

約束の日。

待ち合わせの1時間前に毛玉さんからメールがありました。

 

『早めに着いちゃったからコンビニで待ってます』

 

早すぎです。

私は急いで待ち合わせ場所に向かいました。

「毛玉さん早すぎですよ」

「ガソリン入れてから来ようと思ったら早く着きすぎちゃって」

そんな会話を交わしながら初めて毛玉さんの車に乗りました。

年季は入っていますが大事に使われているようで、奇麗にされています。

「ブタちゃん、これ」

毛玉さんは後部座席から紙袋を取り出して私に渡してくれました。

「何ですか?」

「あげる」

「開けてもいいです?」

「うん」

開けてみると、それはホールのケーキでした。

「何でこんな物くれるんだろう」と首を傾げてしまいました。

「ケーキすごく好きです! でもこんな立派な物頂いてもいいんですか?」

「うん」

「ありがとうございます!」

毛玉さんはちょっと照れているみたいでした。

「私のこと本気なのかなぁ」と嬉しかったです。

でも浮かれるのは早いです。

気を引き締めていかないと。

 

そんな嬉しいサプライズで3回目のデートは幕を開けました。

目的地までは片道1時間です。

ですが、毛玉さんは色々とデートプランを色々と考えてくれていたみたいで、色々な場所に寄り道しました。

初めて行く場所ばかりでとても楽しかったです。

そして山の展望台で景色を見ながら休憩している時に。

私は「ここだ!」と思いました。

弟のカミングアウトです。

 

「毛玉さん、私言っておかなきゃいけないことがあるんです」

「何?」

「弟のことなんですけれど」

「いるって言ってたね。オレも妹いるよ」

「実は働いてなくて。引きこもってて。毛玉さんには言っておかなきゃって思って」

「……そんなこと?」

毛玉さんはきょとんとした顔をしていました。

「そんなこと気にしてたの?」

私は頷きました。

実際そのことが原因で上手く行かなかったことも多々ありますし、私には「そんなこと」とは思えませんでした。

「話してくれてありがとう!」

毛玉さんはそう言ってくれました。

「大丈夫だよ! オレ貯金あるし! 妹の旦那も働いてなかった時期あるから!」

何か不穏なワードが聞こえた気がします。

でも一番の心配事だった病気のことと弟のこと。

病気に関しては再発について随分気にしていましたが、それでも受け入れてもらえてとても嬉しかったです。

もう私には憂いはありませんでした。

不安な部分が無いとは言いませんが、あとは毛玉さんの気持ち次第。

それ次第でお付き合いをしたいと思いました。

 

弟のことを打ち明けた後、私の家族のことも色々お話して、山の展望台を後にしました。


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気付けばあっという間に毛玉さんとのデートは3回目を迎えようとしていました。 3回目のデートなので「このまま結婚を前提に付き合う」か「別の相手を探すか」の分かれ目になるはずです。 会う時は楽しくデートしていましたが、これは婚活です。 毎日のメールではそうい ... 続きを読む
186.毛玉さん⑥

気付けばあっという間に毛玉さんとのデートは3回目を迎えようとしていました。

3回目のデートなので「このまま結婚を前提に付き合う」か「別の相手を探すか」の分かれ目になるはずです。

会う時は楽しくデートしていましたが、これは婚活です。

毎日のメールではそういう話も少しずつしていました。

どういう夫婦関係が理想だとか、子どもは欲しいかどうかとか。

毛玉さんは理想の夫婦関係はやはり「両親みたいな関係」だそうです。

「自分の両親が理想って」という捻くれた気持ちもありますが、聞く限りでは本当に仲の良いご両親で毛玉さんもご両親のことが好きみたいです。

「憧れるのも仕方ないかな」と思いました。

 

子どもは自分も2人兄弟なので「2人できたらいいな」という考えでした。

「できなかったら仕方ないけれど、それは寂しいかも」「3人目は厳しいかも」「できたら男の子と女の子1人ずつが良いな」という考えも合いました。

 

家事に関しても「仕事がある日はできない」「料理はやったことない」「洗濯と掃除ならできる」と言い切るところが気持ち良かったです。

仕事に関しても「働かないのは嫌だけれど、パートでも派遣でも別に何してもいい」という感じで、私の希望に合っています。

 

いつも奢ってくれるし、財布やキーケース、カードケースなどはブランド品ですが、車や鞄、靴などは年季の入った物で、元の値段もあまり高い物のようには見受けられませんでした。

服やアクセサリーも好きとはいえ、最近は買っておらず、昔買ったものを大事に着回しているそうです。

ケチではありませんが、経済観念は中々しっかりしていそうです。

たぶんお金を使うポイントがしっかり決まっているのでしょう。

今のところ、結婚してもやっていけそうな気がします。

 

でも、その前に私から病気の他に毛玉さんに言っておかなければいけないことがあります。

ヒキニートの弟です。

この頃弟は「ゲームに課金するからお小遣いくれ」と堂々とせびるようになっており、「もうこいつ人間としてダメだ」と失望していた時期です。

(今でも弟には失望しています)

将来的に弟を養ったり手助けしてあげる気はゼロですが、特大の爆弾です。

世間一般の意見として、そんな爆弾付きの女は嫌でしょう。

それに一応家族のことなので、婚活相手には知っておいてもらわないといけないことです。

「次のデートの時に早めに打ち明けよう」と決めました。

メールで打ち明けられる段階は過ぎてしまったと思ったし、打ち明けた時の毛玉さんの反応も直接知りたいです。

 

色んな意味で勝負の3回目のデート。

私はその約束の日をドキドキしながら待ちました。

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このシリーズでは婚活で出会った人々の不思議な言動【奇行】を紹介していきます。   婚活相手と映画館デートの時のお話です。 その日見た映画は意外と感動する内容で不覚にも泣けてしまいました。 ハンカチを取ろうとした鞄を漁りますが、薄暗いのもあってか中々見当 ... 続きを読む
【奇行】8.ウェット感がすごい

このシリーズでは婚活で出会った人々の不思議な言動【奇行】を紹介していきます。

 

婚活相手と映画館デートの時のお話です。

その日見た映画は意外と感動する内容で不覚にも泣けてしまいました。

ハンカチを取ろうとした鞄を漁りますが、薄暗いのもあってか中々見当たりません。

「あまりゴソゴソするのも周囲に悪いしなぁ」と躊躇っていた時のことです。

 

「ブタちゃん、これ使って」

婚活相手が白い紙を差し出してくれました。

「ありがとうございます」

「ティッシュを出してくれるなんて優しいなぁ」と受け取ったのですが、なんか湿っています。

しかも厚手のシートで、良い匂いまで……。

よく使うので、これが何かすぐわかりました。

「汗拭きシート」です。

わざわざ出してくれたのは嬉しいけど。

濡れてるし。

第一顔拭くものじゃないし。

「汗と涙は違うだろ」と思いながら、せっかくのご厚意なので汗拭きシートで涙を拭いました。

(顔が変なことにはなりましたが)

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2回目のデートで毛玉さんが連れて行ってくれたのは海鮮居酒屋でした。 「会社でおススメのところを聞いてきたんだ」と調べてくれていたのがとても嬉しかったです。 2人とも車で来たのでジュースで乾杯です。 最初は1回目のデートと同じく楽しくお話をしました。 でも、 ... 続きを読む
185.毛玉さん⑤


2回目のデートで毛玉さんが連れて行ってくれたのは海鮮居酒屋でした。

「会社でおススメのところを聞いてきたんだ」と調べてくれていたのがとても嬉しかったです。

2人とも車で来たのでジュースで乾杯です。

最初は1回目のデートと同じく楽しくお話をしました。

でも、段々と雰囲気が変わりました。

「実はオレ、産まれてすぐに内臓の手術しているんだ」

唐突にカミングアウトされました。

「今は根治しているし、病院にも通ってないし、普通に暮らしているよ」

見た目は苦手だし、初めてのデートで旅行にも誘われたけれど、真剣なんだなと思いました。

その流れで私も持病のカミングアウトをしました。

毛玉さんは酷く再発について気にしていましたが、この先再発するかどうかは誰にもわかりません。

わかるのなら色々予定が建てられるので、私の方が教えて欲しいくらいです。

 

それから毛玉さんは自分の資産状況やお給料のことも教えてくれました。

付き合っていないどころかまだ2回目のデートです。

「それだけ真剣に婚活しているのかな」と思いましたが、それでも私は困惑しました。

まだ2回目なのに懐を見せすぎだと思います。

正直新手の詐欺を疑いました。

まだ2回目のデートなのに心を開き過ぎと言うか、聞き辛いことを向こうから打ち明けてくれるなんて思いもしませんでした。

もし私が「貢がせるだけ貢がせて、お金が尽きたら昔の病気を理由にポイしちゃおう」なんて悪い女だったらどうするつもりなのでしょうか。
どういうつもりなのか
真意は私には推測しかできませんが、毛玉さんはそんな言い難いことを打ち明けてくれました。

 

居酒屋でご飯を食べた後、毛玉さんと夜の街をぶらぶらしました。

その時には好きな物の話や、最近の出来事など、楽しくお話しました。

自分の人を見る目は信じられないけれど、何となく毛玉さんは真面目そうな人に思えました。

騙す気の嘘話だったらもうどうしようもありませんが、病気やお金の話もしてくれました。

信じてみてもいいかもしれません。

 

「来週はたぶんお休み取れると思うんだ。だから今度こそ△△(車で1時間のところ)に行こうよ! オレ車運転するから!」

私は頷きました。

「じゃあ家まで迎えに行くね! 家どの辺?」

「そこまでは悪いので途中まで出てきますよ」

さすがに家まで知られるのは怖いです。

車という密室で2人だけで遠出すら私からしたら思い切った行動です。

毛玉さんとどうなっていくかはわかりませんが、段々と順番を踏んでいけたらなと思いました。

と同時に、「上手く行っているように見えてまたダメになるんじゃないか」という不安もまだまだ拭い切れませんでした。


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