低収入アラサーデブスのネット婚活記録

低収入アラサーデブスのネット婚活記録です。

これ以上傷付きたくない。 けれども、20代も終わりが見えてきて。 私はネット婚活を再開しました。 人間不信を拗らせすぎていたので、少しでも「ん?」と思うところがあったらマッチングもしなかったですし、メッセージも片っ端から切っていました。 そんな婚活のやり ... 続きを読む
174.お薬さん①

これ以上傷付きたくない。

けれども、20代も終わりが見えてきて。

私はネット婚活を再開しました。

人間不信を拗らせすぎていたので、少しでも「ん?」と思うところがあったらマッチングもしなかったですし、メッセージも片っ端から切っていました。

そんな婚活のやり方だったので、中々メッセージも続きません。

自分の条件も顧みず、緩慢だったと思います。

 

でも、そんな中でもマッチングして、メッセージ交換して、連絡先交換まで行った人がいます。

製薬会社でお薬の研究をしている人だったので、「お薬さん」と呼ばせてもらいます。

「偏屈そうな人だなぁ」という印象はありましたが、偏屈な友人もいるのでそこはあまり気にせずにやり取りをしていました。

 

お薬さんは36才で年収は700万円。

中学生からずっと勉強一筋で、「恋愛なんてバカバカしい」とずっと思っていたそうです。

でもその考えが変わったのは3年前のことだったそうです。

父親が病気で手術をしたのがキッカケでした。

そこから自分の人生について考えるようになったそうです。

その結果「恋愛が必要だとは思わないけれど、人生の伴侶は必要だ」という考えに至ったそうです。

結婚するとなれば、当然子どもも作るだろう。

それなりの収入があるのだから作らなければいけないとか、独自な持論を展開していました。

「欲しい」ではなく「作らなければいけない」という、この辺りの考えは私には理解できなかったですが下手に誤魔化した言い方をされるよりは好感が持てました。

そして、結婚相談所に登録したそうですが。

中々成婚には至らず、結婚相談所と同時進行でネット婚活も始めたそうです。

「結婚相談所に登録していて年収700万もあって30代なのに3年間も結婚できていない」という事実に怯えましたが、まぁ、お薬さんは癪に障る言い方をする方なので、それも仕方ないかなと思いました。

 

「子ども作らなければならないって言いますけれど、私は実は過去に甲状腺の病気をしていて、いつか再発するかもしれません。不妊の検査も受けていないので何も問題は無いと言い切れませんが、それでも大丈夫でしょうか」

『生理が毎月来ているのなら不妊治療が可能な範囲だと考えます。もし、交際が進んでブライダルチェックで引っかかるようだったら婚約するのは止めましょう』

こんな感じの言い方をする人でした。

引っかかる部分は色々ありましたが「もう何を考えているかわからない人はコリゴリ!」と私は必要以上に怯えていたので、この時はきついながらも率直なお薬さんの物言いが有り難かったです。

 

そして、お薬さんとも実際にお会いすることになりました。

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もしも、船乗りさんがヤリ目だったとして。 今回の手法ではとてもお金と時間がかかると思いました。 連絡が中々取れないので(キープで連絡取る気が無かっただけかもしれませんが)実際に会うまでに時間がかかります。 それに距離も新幹線の距離です。 ブスなアラサー ... 続きを読む
173.ヤリ目だったとして

もしも、船乗りさんがヤリ目だったとして。

今回の手法ではとてもお金と時間がかかると思いました。

連絡が中々取れないので(キープで連絡取る気が無かっただけかもしれませんが)実際に会うまでに時間がかかります。

それに距離も新幹線の距離です。

ブスなアラサー女性を騙すより、プロを頼んだ方がよほど安上がりです。

それに無駄に婚活サイトで月会費を払って本気で婚活している女性を狙うより、適当に無料のその目的のマッチングアプリで同じ目的の女性を探した方が手っ取り早いと思います。

 

だからといって、真剣に婚活する気があったとも思えません。

婚活の場で「付き合ってほしい」と言っておきながら、私が結婚に対しての相談や確認をすると「仕事の関係で」と誤魔化して答えない。

船乗りさんが特殊な仕事だったので、仕事を出されるとそれ以上何も言えなくなってしまうので本当に狡い手です。

「あの警察官さんですら(たぶん)真剣に考えてくれたのに!」(「126.警察官さん①」)ととてももやもやしました。

本当に本気で婚活をしていたのだったら大変申し訳ありませんが。

 

でも、最終的にはやはり何の連絡もないフェードアウト。

またまた特殊な事情があったのかもしれませんが、やっぱり真剣に婚活していたとは思えません。

 

本当に船乗りさんの目的がわかりません。

何となく婚活をしていたにしても、「いつ入籍するか考えている」と言いつつホテルに誘って、その後フェードアウトもよくわかりません。

 

この世にはたくさんの人間がいます。

その人が自分と同じような思考回路を持っていて、何を考えているか推測できることは稀です。

でも、船乗りさんも警察官さんも考えていることがわからなすぎます。

 

ヤリ目ならヤリ目ならもっとわかりやすい方がいいです。

それなら婚活の重要な時間を無駄にする時間も無いですし。

こんなもやもやする思いもしなくていいです。

向こうにしても、そういう目的の女性と後腐れなくお付き合いができると思います。

ころっと騙されてすぐホテルに行く女性もいますが、そうじゃない女性だって多いんです。

それにやっぱり真剣に結婚したくて頑張っている人を騙すなんて最低だと思います。

何にしても人を騙すのは最低ですけれど。

 

信頼していたはずの「婚活サイトB」でもこんなことになってしまいました。

こうなると「私の利用の仕方が悪いのでは?」と自分を責めてしまいます。

でも、他にどうしたらいいのかもわかりません。

 

結婚はしたい。

でもこれ以上傷付きたくない。

どんどんどんどん婚活沼にハマっていきます。

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目的不明の船乗りさんとのお話一覧はこちら
166.船乗りさん①
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このシリーズでは婚活で出会った人々の不思議な言動【奇行】を紹介していきます。   婚活相手とデートの時のお話です。 その日、雨が降っていました。 小雨程度ではなく、がっつり降っていました。 待ち合わせは外だったのですが、雨なのに傘も差さずに立ち竦む不審 ... 続きを読む
【奇行】6.傘は?

このシリーズでは婚活で出会った人々の不思議な言動【奇行】を紹介していきます。

 

婚活相手とデートの時のお話です。

その日、雨が降っていました。

小雨程度ではなく、がっつり降っていました。

待ち合わせは外だったのですが、雨なのに傘も差さずに立ち竦む不審な男性の姿がありました。

すごく恥ずかしかったですが、その男性こそが待ち合わせ相手です。

「傘どうしたんですか? 風邪引きますよ?」

「傘好きじゃないんだよね」

好きじゃないにしても限度があります。

自分は濡れて風邪引いてもいいかもしれませんが、お店に入る時にどうするつもりでしょうか。

他人にも迷惑です。

「そんなに傘嫌いなら傘の無い国に行けばいいのに」と思いました。

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船乗りさんとのデートの翌日。 私は船乗りさんにメールを送りました。 でも、返事は来ませんでした。 これはよくあります。 またお仕事の関係で連絡が取れないのかな、と思いました。 でも、1週間が経ち、2週間が経った時。 私はようやく気付きました。 「船乗りさ ... 続きを読む
172.船乗りさん⑦

船乗りさんとのデートの翌日。

私は船乗りさんにメールを送りました。

でも、返事は来ませんでした。

これはよくあります。

またお仕事の関係で連絡が取れないのかな、と思いました。

でも、1週間が経ち、2週間が経った時。

私はようやく気付きました。

「船乗りさんは私と結婚する気はなかった」と。

たぶん、別れ際に誘われたホテルを断ったのが原因でしょう。

「結婚」をチラつかせて、セフレでも作りたかったのでしょうか。

そう思うと、お仕事がいくら特殊とはいえ、「連絡が中々取れない」「いつ会えるかも直前になるまでよくわからない」ということにも合点がいきます。

でも、わからない部分もありました。

新幹線の距離までわざわざそのためだけに会いに来たりするものでしょうか。

それにデートにかかる費用はしっかりと船乗りさんが持ってくれていました。

(私の偏見ですが、そういう男性はキッチリ割り勘が多い印象です)

2回しか会っていないので何とも言えませんが。

 

金銭も体も何もありませんでした。

ですが、私は怒りに震えてしまいました。

「時間」です。

私は船乗りさんとのやり取りに2ヵ月以上の時間をかけていました。

アラサーの2ヵ月はとても貴重です。

しかもそのうち1カ月は本交際期間だったので、婚活もお休みしていました。

愚かだった私が一番悪いのですが、その大切な時間を無駄にしてしまったことが悔しくて悔しくて。

不思議と警察官さんの時(「124.警察官さん①」)みたいな心のダメージは少なかったです。

きっと、それはくすぶり続けていた船乗りさんへの不信感のせいだと思います。

また騙された。

これで終わり。

 

そう思って船乗りさんを拒否設定しようとしましたが、ふと思いとどまりました。

1%ですが、本当にちゃんと結婚する気があって、仕事中でメールができないだけの可能性があります。

本当に1%だと思いますが。

 

「お返事来てないのに続けて送ってごめんなさい。

先々週のデートの時に船乗りさんは『考えている』と言ってくれたけれど、2週間も連絡が取れないし、やっぱり船乗りさんのことを信用できそうにありません。

本当にごめんなさい。

私よりもっと素敵な相手を見つけてください」

そんなメールを送りました。

そして拒否設定をするのは止めました。

このメールには数年経った今でも返信も無ければ、読んだ形跡もありません。

やっぱり、そういうことだったんだと思います。

お願いだから時間を返して欲しいです。

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ついに始まった船乗りさんとの本交際。 相も変わらず頻度の低いメールを続ける関係で「これって本当に本交際なの?」と少し不安になってしまいました。   「どれくらい付き合って、いつ頃に入籍する?」 『仕事の関係で何とも言えない。こっちから言うから待ってて』 ... 続きを読む
171.船乗りさん⑥

ついに始まった船乗りさんとの本交際。

相も変わらず頻度の低いメールを続ける関係で「これって本当に本交際なの?」と少し不安になってしまいました。

 

「どれくらい付き合って、いつ頃に入籍する?」

『仕事の関係で何とも言えない。こっちから言うから待ってて』

「お互いの両親への挨拶とかはどうする?」

『仕事の関係で何とも言えない。(以下略)』

「結婚したとしたら、どこに住むの?」

『仕事の関係で(以下略)』

万時、私が確認したいことはそんな感じでストレスが溜まりました。

こんなことならば仮交際のままでよかったのではないでしょうか。

本当に泣きたくなりました。

 

でも、他の船乗りさんとのメールは楽しかったです。

「会えなくてごめんね」「寂しい思いをさせてごめんね」

そんな優しい言葉が嬉しくて。

 

「こんなの婚活じゃない!」という気持ちと「このまま船乗りさんと頑張ってみようか」という気持ちで揺れていました。

でもどんなに船乗りさんが優しくしてくれても、私の目的は「結婚」です。

ついにデートの時に爆発してしまいました。

驚くべきことに、それは2回目のデートでした。

最初は楽しくデートしていました。

でも、警察官さん(「124.警察官さん①)とですらあった結婚についての具体的な話が無くて、悲しくて。

「船乗りさんって結婚について具体的な話は何もしてくれないけれど、本当に結婚する気あるんですか?」

「まだ2回目のデートだから楽しもうよ」

「私もデートは楽しみたいけれど。でも、私もあと3年もしたら30才になるし、ちゃんと考えて欲しい」

「考えてるよ」

「考えてるって、仕事仕事で、わからないって」

「こんな仕事だから確約はできないし、タイミングはわからないけれど、1年以内には入籍するつもりだよ」

「本当?」

「本当だよ。両親との顔合わせも、いつ休めるかわからないから言えないだけ。時期が来たらちゃんと言うよ」

 

船乗りさんもちゃんと考えてくれていた。

私はほっとしました。

ほっとした半面、ざわざわもしました。

「何だかいいように言いくるめられているだけのような」そんな気がしました。

でも疑っても仕方ありません。

信じようと思いました。

 

そしてその日の帰り。

船乗りさんからホテルに誘われました。

本交際中とはいえ、まだ2回しか会っていない相手だし、不信感も拭い切れていなかったので断りました。

恋愛経験値が低いので私の貞操観念は古いのです。

「そうだよね」と船乗りさんは寂しそうに笑い、その日はそこでお別れし、船乗りさんは新幹線に乗って帰りました。

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昨日、新元号が発表されましたね。 まだまだ耳慣れない響きですが、柔らかくて意味も奇麗で素敵な元号だと思います。 新元号発表に世間は過熱し、あやかり商戦も続々と出てきているようです。 ブライダル業界だと、新元号への「カウントダウン・ウェディング」とか。 ... 続きを読む
【小ネタ】令和婚活

昨日、新元号が発表されましたね。

まだまだ耳慣れない響きですが、柔らかくて意味も奇麗で素敵な元号だと思います。

新元号発表に世間は過熱し、あやかり商戦も続々と出てきているようです。

ブライダル業界だと、新元号への「カウントダウン・ウェディング」とか。

となると、絶対に出てくると思います。

「令和婚活」

私が調べた限りではまだ無いようですが、令和にあやかった婚活パーティーや婚活サイトのスペシャルプランが絶対に出てくると思います。

ブライダルみたいに「カウントダウン・婚活パーティー」でしょうか。

それとも「令和で一番早い出会い」みたいに銘打って、令和になった途端に婚活パーティーをするのでしょうか。

どんなアイデアが出てくるのか、とても楽しみです。

超大型連休中のことですし、盛り上がることでしょう。

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婚活で困った時、辛かった時、いつも支えてくれた友人がいます。 そう、あすかちゃんです。 私は早速あすかちゃんに相談することにしました。 そうしたかったのですが。 その時あすかちゃんは仕事と子育てで最も忙しい時期で、さすがにあすかちゃんにべったり頼り切り ... 続きを読む
170.船乗りさん⑤

婚活で困った時、辛かった時、いつも支えてくれた友人がいます。

そう、あすかちゃんです。

私は早速あすかちゃんに相談することにしました。

そうしたかったのですが。

その時あすかちゃんは仕事と子育てで最も忙しい時期で、さすがにあすかちゃんにべったり頼り切りの私でも相談することを躊躇してしまいました。

「そろそろあすかちゃんからも卒業しなくちゃいけないのかなぁ」とぼんやり思ったことを覚えています。

 

この問題には私1人で立ち向かっていかなければいけない。

他の友人には相談できるような悩みではなかったので、私はそう決めました。

 

船乗りさんとのデートは楽しかった。

年収も年齢も私の希望を満たしているし、子どもの希望もある。

専業主婦は嫌だけれど、正社員希望というわけではない。

でも、頻繁に連絡が取れるわけでもない。

いつ会えるかもわからない。

長期間会えないことも頻繁にある。

そして、本交際の申し込みがメールだった。

 

悩みました。

悩んで悩んで、心の天秤が揺れまくりました。

船乗りさんと本交際をしてしまえば、もう他の方とは婚活ができません。

普通に二股扱いになってしまいます。

そして、船乗りさんと本交際をしたとしても、結婚までの道のりは遠いでしょう。

何て言ったって、連絡も取れないし、会えないのですから。

そう冷静に考えると、船乗りさんとはこのまま進めるべきではないと思います。

30才までにはどうしても第一子を妊娠していたいという希望もありますし。

 

でも、私は断るのを躊躇ってしまいました。

楽しいデートができたのは久々でした。

普通に会話ができる人も久々でした。

そして、警察官さん(「124.警察官さん①」)と音信不通になったという心の傷。

そして婚活パーティーで出会ったモンスター(「137.ネット婚活不信で参加した婚活パーティーでの出会い①)からの地道な攻撃。

(この時はまだ連絡を取り合っていました)

そんな心の疲弊が「もうこれがラストチャンスなんじゃない?」と語りかけてくるのです。

 

悩んで悩んで、返事ができなくて。

本当に船乗りさんには申し訳ありませんが、数日が経ってしまいました。

そしてとうとう船乗りさんから電話がかかってきてしまいました。

「もしもし」

『もしもし、婚活ブタちゃん? 急に電話してごめんね』

「私こそ返事してなくてごめんなさい」

『急にメールで言われても悩むよね。ごめんね? まだ一回しか会ってないし』

「……はい」

『オレもよく考えたんだけど、急すぎたと思って。びっくりするよね。ただ、船を降りられる機会が無いから早く言わなきゃって思って』

「でも、嬉しかったです」

『ありがとう。中々会えないし、婚活ブタちゃんも不安だと思うけどさ。やっぱりオレと付き合ってくれないかな?』

「……はい」

自分が押しに弱いことを心の底から忘れていました。

そして、電話が苦手だということも。

 

「やべっ! やっちまった!」と思いつつ、船乗りさんとの本交際が始まりました。

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今日はエイプリルフールですね。 今はさすがにやらないですが、昔は愉快な嘘を考えるのが楽しくて仕方ありませんでした。 皆さんも面白い嘘で今日は笑ったりしたのではないでしょうか?   さて、エイプリルフールには色々な細かい設定がありますよね。 「午前中にし ... 続きを読む
【小ネタ】エイプリルフール

今日はエイプリルフールですね。

今はさすがにやらないですが、昔は愉快な嘘を考えるのが楽しくて仕方ありませんでした。

皆さんも面白い嘘で今日は笑ったりしたのではないでしょうか?

 

さて、エイプリルフールには色々な細かい設定がありますよね。

「午前中にしか嘘を吐いてはいけない」とか「エイプリルフールに吐いた嘘は1年間叶わない」とか。

 

唐突に、私はふと気付いてしまいました。

「学生時代に『結婚します』って嘘吐いた同期。誰も結婚してなくね?」

もしかしたらただの偶然かもしれません。

でも、もしかしたらエイプリルフールの影響もあったりするかもしれません。

叶えたい嘘はエイプリルフールに吐かない方が無難かもしれないですね。

皆さんもエイプリルフールの嘘にはお気を付けください。

(もう遅いかも)

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「次はもうないんだろうな」と思いながらも、家に帰ってから船乗りさんにメールを送りました。   「今日は遠くからありがとうございました。 船乗りさんと色々なところに行けて、本当に楽しかったです。 またお会いできたら嬉しいです」   そんな感じのメールを送 ... 続きを読む
169.船乗りさん④

「次はもうないんだろうな」と思いながらも、家に帰ってから船乗りさんにメールを送りました。

 

「今日は遠くからありがとうございました。

船乗りさんと色々なところに行けて、本当に楽しかったです。

またお会いできたら嬉しいです」

 

そんな感じのメールを送りました。

「次はもうないんだろうな」と思ってはいるものの、こちらからお断りするのは惜しいです。

「会う時間も連絡する時間も限られている」という最大のネックはあるものの、船乗りさんは良い人でした。

正直な話、人当たりも好いですし気に入っています。

自分からはとても断れません。

でも一刻も早く結婚したい私にとって、船乗りさんと結婚するのは至難の業のように思います。

色好い返事が来たところで、並行して婚活は続けなければいけないでしょう。

 

帰宅途中のためか、その時はすぐ船乗りさんから返事が来ました。

『こちらこそ今日はありがとう。

色々なところに案内してくれて楽しかったよ。

オレもまた婚活ブタちゃんと会いたいです。

よかったらオレとお付き合いしてくれませんか?」

 

色々とぶっ飛んでいて驚いてしまいました。

「また会いたい」って言ってくれたことは素直に嬉しいです。

でも、まだ一回しか会っていないのに、しかも連絡も頻繁に取れていないのに本交際の申し込み。

しかもメールで。

私の価値観が古くて堅いのかもしれません。

でも「有り得ない」と思ってしまいました。

そういうことって、実際に会ってきちんと言うものではないのでしょうか。

高校生や大学生の恋愛ならまだしも、婚活です。

ちょっと軽すぎるのではないでしょうか。

しかも「結婚を前提に」という一文が無いのも気にかかりました。

私が人間不信を拗らせているだけかもしれません。

でも、あれだけ好印象を抱いていた船乗りさんに一気に不信感を抱いてしまいました。

これで3回目のデートの時に(もしかしたら2回目のデートの時でも)直接言われていたら狂喜乱舞して「はい」と言っていたでしょう。

でも初めてのデートの後にメールで言われたってもやもやしかありません。

帰り際にでも直接言われていたらまた違ったかもしれません。

 

取りあえず、「私は結婚を前提じゃないとお付き合いできません」と送ってみました。

そうしたら船乗りさんからは『婚活で知り合ったのでもちろんそのつもりです』と返ってきました。

でも、どうしても不信感が拭えません。

何だか胸の奥がざわざわするのです。

デートは楽しかったですし、その時は「この人と結婚できたらどうなるんだろうな」と考えていました。

それがメール一通でこんなに変わってしまうなんて。

悩んでしまって、中々船乗りさんにメールが返せませんでした。

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通常、私の場合は婚活での初回デートはさっくり終わるように設定しています。 話が合わなかったり、気に入らない相手だったら、苦痛なだけだし、時間も無駄だからです。 でも船乗りさんの場合、遠方からわざわざ会いに来てくれるということで、ガッツリ初回からデートす ... 続きを読む
168.船乗りさん③

通常、私の場合は婚活での初回デートはさっくり終わるように設定しています。

話が合わなかったり、気に入らない相手だったら、苦痛なだけだし、時間も無駄だからです。

でも船乗りさんの場合、遠方からわざわざ会いに来てくれるということで、ガッツリ初回からデートするように設定しました。

「また変な人だったらどうしよう」という気持ちも無かったわけではありません。

でも、遠くから来てもらっているのに、すぐに帰らせるのは失礼です。

何があっても頑張ろうと思っていました。

でも挨拶は普通っぽかったのですごく安心しました。

 

「今日はせっかくのお休みなのに遠いところからありがとうございました」

「オレが婚活ブタさんに会いたかったんで。こっちこそ今日は時間作ってくれてありがとう」

こんな婚活らしい会話、本当に久しぶりな気がします。

ブタから人間になれた気がしました。

 

その後、バスに乗って船乗りさんが「行きたい」と言っていた最初の観光地に移動です。

バスでは窓側に座らせてくれるし、一緒に運賃も払ってくれるし。

船乗りさんの体型がゴリラなのでバスの座席が狭く、肩が触れ合ったりしました。

「これこれ。デートってこれだよ」と思いました。

こんなことだけで嬉しくなってしまうなんて、本当に病んでいたと思います。

 

会話も普通にできました。

特にツッコミどころも無くて、スムーズに楽しい会話ができました。

それだけで「もうこの人と結婚したいわ」と思ってしまう私の頭の緩さです。

婚活疲れって本当に怖いです。

 

その日はバスで観光地を巡り、有名なお店でランチして、疲れたら喫茶店や公園で休憩して。

楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

そして、あっという間に楽しい時間は終わりました。

船乗りさんの帰る時間が近付いてきたのです。

乗り遅れては大変なので、駅まで移動して隅っこで会話をして新幹線を待ちました。

 

船乗りさんとのデートはすごく楽しかったです。

でも、楽しかったけれど、今度船乗りさんとはいつ会えるかわかりません。

連絡も中々取れないですし。

「結婚したいなぁ」と心の中でふわふわと考えていましたが、現実問題として船乗りさんと結婚は難しいでしょう。

せっかく普通の人とデートするまで行けたのに。

「またこのまま自然消滅してしまうんだろうな」と考えると、とても悲しかったです。

でも、この経験はこれからの婚活への養分として生かさせてもらおうと思います。

 

「婚活ブタちゃん、今日楽しかった?」

「すごく楽しかったです。本当にありがとうございました」

「オレの方こそありがとう。すごく楽しかったよ」

そんな会話をしていると、新幹線の時間が来ました。

「じゃあ、そろそろ行くね」

「気を付けて帰ってください」

「また遊べるといいね」

「はい」

でも「次は無いんだろうな」と思いました。

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