75.ゴミ収集車さん②


ゴミ収集車さんとの婚活を続けることにして、私は明るく弟のことを暴露することにしました。

似たような境遇のゴミ収集車さんなら、理解してもらえると思ったからです。

拒否されるのならそれはそれで。

婚活相手が減るのは辛いですが、こちらの気分も軽くなります。

「実は私の弟も鬱で会社辞めてから働いてないんですよ」

「そうなんだ。そのうち働くよ」

「そうだといいんですけど」

軽く流されました。

やはり、自分が立ち直ったから「そんなに真剣な問題」ではないのでしょうか。

他の婚活相手だと、話の流れで暴露したら「もしこのままだったら将来は面倒見る気あるの?」なんて話になる場合が多かったので拍子抜けしました。

「ていうか、妹も働いてないし」

「ぱーどぅん?」です。

「花嫁修業ですか?」

超苦しい聞き方です。

でも、ゴミ収集車さんが会社を辞めた理由も直球で聞いてしまったので、続けて直球で聞くのはとてもできませんでした。

「高校出てから就職しなかったみたい。時々短期でバイトしているみたいだけれど」

短期でバイトしている分、私の弟よりだいぶんマシです。

でも、気になるのは将来のこと。

私は弟を切り捨てる気があります。

というか、切り捨てる気満々です。

野垂れ死にしようが関係ありません。

でも、ゴミ収集車さんはそうであるとは限りません。

将来、妹さんが結婚もされず、ゴミ収集車さんが養う気でいるならそうしなければいけないでしょう。

そうすると、私とゴミ収集車さんの収入では子どもを持つのは厳しいものがあります。
(プロフィール欄に子どもは希望するとありましたが)

でもまだ会ってすらいないのでそこまでは深いことは聞くことができません。

もしかしたらご実家に資産がすごくあって、生活に困らないくらいの遺産がある可能性もあります。

 

ゴミ収集車さんも初めて出会うパターンの背景を持っている方で、色々考えることが多く頭が痛くなりました。

人となりはというと、ネット婚活男性に多い受け身なコミュ障パターンです。

私の質問にゴミ収集車さんが返すという形のやり取りなので、どんな人となりかまでは中々辿り着けません。
やっぱり徐々に仲良くなっていくしかないでしょう。

 

色々考えるのに疲れたので、少し軽い話題を振ることにしました。

「今さらですけれど、ゴミ収集車さんはどうして婚活始められたんですか?」

「そろそろ実家から出たくて」

「中々実家住まいで不便じゃないと家出るキッカケないですよね」

「それにオレ家事できないし、1人暮らしできるほどは給料もらってないし」

「実家にいるとしてもらえるから中々家事しようってならないですよね」

「うん。面倒くさい」

「もし結婚したら、家事はどうするお考えですか?」

手伝わなきゃなって思ってる」

 

私家事ならできるし。

手伝うって言っても、実際に暮らしてみたら分担になるだろうし。

そんな風に自分を納得させます。

やっぱり1人暮らししたことのない男の人って「家事を自分がやる」という発想にはならないのでしょうか。

私の知っている上手くいっている共働きの夫婦はみんな仕事量に応じて家事分担をしているので、ゴミ収集車さんの考えは私にとって少し不思議な考えでした。

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