106.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話②

あーやんはゲーマーです。

「アトピーだから外出するのも面倒臭いし、家でできるお金のかからない趣味がネトゲだった」そうです。

働いている時は帰ってから寝るまで、無職期間はほぼ一日中ネトゲに費やしているそうです。

費やす時間がプロゲーマーです。

「課金できないから時間で勝負だそうです」

 

ネトゲはオンラインでプレイするので、個人だけでなくてチームプレイすることができます。

これがネトゲの醍醐味だそうです。

そのチームプレイには「ギルド」というものが存在し、スポーツ選手でいうと所属チームみたいなものです。

所属していると色々と得点があるので、あーやんもギルドに所属していました。

そんなあーやんのギルドにある日、1人のメンバーが入ってきました。

夜に3時間しかプレイしないけれど、時間をかけない分課金で勝負するキャラクターだったそうです。

あーやんとは真逆のプレイスタイルですね。

もうおわかりだと思いますが、そのキャラクターこそ、あーやんの未来の夫ショウさんでした。

 

あーやんのキャラクターとショウさんのキャラクターは一緒にプレイするのに相性が良いらしく、ショウさんがログインするとあーやんは即ショウさんをプレイに誘っていたそうです。

あーやんによると「最初は良い装備持ってるから適当に使ってやろうって感じだった」そうです。

ですがオンライン上のチャットで会話するうちに仲良くなり、最後には2人でプレイするようになっていたのです。

その時にはボイスチャットでも話すようになっていました。

そのボイスチャット時代ですが、「もうショウってば無口だからうちが喋ってばかりやねん。酷いやろ? でも話ちゃんと全部聞いてくれるんよ。めっちゃショウ優しい!」という感じで、ショウさんはほとんど喋らず、あーやんがひたすら喋っていたようです。

あーやんと会うのは初めてでしたが、その場面が目に浮かぶようでした。

 

ショウさんがギルドに加入してから2ヵ月くらい経った頃のことだったそうです。

その日もプレイしながらボイスチャットをしていました。

「それでなー、近所に××ってショッピングセンターできたからお姉ちゃんに連れて行ってもらったんだけど、そこに入っているお菓子屋さんで売ってたケーキがめっちゃ美味しそうで。お姉ちゃんにおねだりしたけど買ってくれんかった。ケチ!」

『――オレの近所にも××できたよ』

「そうなん? 住んでるところ近かったらウケるよな。どこ住んでるん?」

『△△』

「マジで? うちも△△に住んでる!」

ということで、その場で実際に会う約束を取り付けたそうです。

フットワークが軽すぎます。

 

「ネットでボイスチャットしかしたことがない人と会うのに抵抗はなかったのか」とても気になったので、あーやんにそこら辺の事を聞いてみました。

すると返ってきた答えは軽いもの。

「だってショウだし」

ちょっとよくわからなかったですが、それだけボイスチャットでピンとくるものがあったということでしょうか。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村
ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。


無職アトピーでネトゲで結婚した人の話一覧はこちら
105.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話①
106.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話②
107.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話③
108.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話④
109.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話⑤
110.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話⑥