114.紹介で出会ったオタTさん③

オタTさんとお会いした当日も、その翌日もオタTさんから連絡はありませんでした。

私も私で、オタTさんと直接話をすることはほぼありませんでしたし、「気に入った」というわけでもありませんでしたので、連絡はしませんでした。

ですが、その更に翌日のことです。

 

『オタくんどうだった?』

おばちゃんから連絡がありました。

「全然お話できなかったので、よくわからないです」

『オタくんは全然OKらしいよ! 連絡してあげてくれない?』

「向こうがOKなのに私から連絡するの?」と引いてしまいました。

内気だからということかもしれませんが、半年以上婚活をしてきた私にとって、それはちょっと有り得ない話でした。

受け身な男性は存在しますが、それでも会う約束は男性から言い出してくれますし、男性も女性も気に入ったら次の約束は自分から言い出すものです。

間に誰も入らないからそうせざるを得ない部分もありますが、「また誘って欲しいから相手にそう伝えておいて」って何様なのでしょうか。

連絡先を交換していないならともかく、ちゃんと連絡先は交換しています。

それでも「直接言えないからおばちゃんを通して誘うなら」まだしも。

 

そんな風に怒りが湧いてきました。

でも「おばちゃんが暴走しているだけで、本当は向こうも無しだと思っている可能性もある」とも思いました。

連絡先を渡しているのです。

さすがに33才なら、どんなに内気でもメールくらいできるのではないのでしょうか。

仕事もちゃんとしている訳ですし。

 

おばちゃんにどう返事したものか。

私が悩んでいると、おばちゃんからさらに追撃のメールがありました。

『結婚したらお母さんが家も買ってくれるし。もう一度だけ連絡してあげてよ』

物で釣るなという話です。

でも、おばちゃんには紹介してもらった手前というものがあります。

「紹介って面倒臭いな」と思ってしまいました。

まぁ、2人で会ってみればどういう人か、どんなモチベーションでいるのかちゃんとわかるでしょう。

「わかりました、ちょっと連絡してみますね。あと家で釣らないでください!」

 

ということで、気が向かないながらもオタTさんにメールです。

「こんにちは。一昨日はありがとうございました」

『こっちこそありがとう』

やっぱり向こうは乗り気じゃない気がします。

「実はさっきおばちゃんから連絡があったんですよ。すごいグイグイ来ますよね」

ちょっと軽くジャブです。

『そうだね』

返ってきた言葉はそれだけ。

「やっぱり無しだな」と思いました。

オタTさんとはこれで終了です。

そう思いましたが、1時間程置いてもう一通来ました。

『良かったら今度は2人で会ってみない?』

「やればできるじゃん」となぜか上から目線で、オタTさんと2人で会う約束を取り付けることになりました。

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とんでもない人を紹介された話一覧はこちら
112.紹介で出会ったオタTさん①
113.紹介で出会ったオタTさん②
114.紹介で出会ったオタTさん③
115.紹介で出会ったオタTさん④
116.紹介で出会ったオタTさん⑤