115.紹介で出会ったオタTさん④

オタTさんと2人で会うことになった日。

約束した場所は喫茶店でした。

オタTさんの仕事が終わった後で、ということだったのですが、そうなるとその喫茶店しか開いていなかったのです。

本当に田舎は不便です。

 

喫茶店に着くと、オタTさんはまだ来ていませんでした。

「到着しました」メールを打って、コーヒーを注文してオタTさんを待ちます。

ケーキも美味しそうでしたが、時間が遅いので我慢です。

 

そしてオタTさんが喫茶店に到着したのは約束の10分後でした。

ちなみにメールの返信は無しです。

Tシャツもまた別のアニメのTシャツでした。

ファッションに文句を付けるのはよくないとは思いますが、「この人アニメTシャツしか持っていないの?」と引いてしまいました。

「連絡してあげて」とおばちゃんから言われたこと、何の連絡も無しに遅刻してきたこと、毎回アニメTシャツなこと。

私のテンションは氷点下でした。

 

「お待たせ。お腹空いた。」

しかも「ごめん」の一言もありません。

「お仕事お疲れ様です。何か食べますか?」

「うん」

もう「早く帰りたい」という気持ちでいっぱいでした。

でもオタTさんはハンバーグとナポリタンとサンドウィッチとがっつり注文してしまいます。

食べ終わるのを待つだけで中々帰れそうにありません。

立膝だし、ご飯を食べながら喋るのでくちゃくちゃした音が気になるし。

2人で会ってみたものの、私の気持ちは「無し」で決まりました。

どれだけ結婚を焦っているとはいえ、一緒にいて不快になる相手とは結婚できません。

焦って無理に結婚したって自分が辛いだけなのは、周りを観察して学習済みです。

 

オタTさんは一生懸命自分が所属している地域の「消防団の話」や「もし結婚したら婦人会がある話」「自分の家族の話」をしてくれましたが、立膝とクチャクチャが気になって仕方がありません。

ちゃんと笑顔で話ができていたか、今でもとても心配です。

 

そして、オタTさんの食事が終わりました。

「やっと帰れる」と安堵したのも束の間。

何とオタTさんはスマホを取り出してゲームを起動させました。

「ゲームするんなら帰してよ」と思いました。

そしてゲーム画面を私に見せながら、解説をしながらプレイしていきます。

「そんなゲームどうでもいいからお家に帰して」と言えなかった自分が憎いです。

婚活を終えて強くなった今なら普通に帰ります。

 

しばらくオタTさんのゲーム解説に付き合った後。

やっとゲームが終わり、「帰れる」と思いました。

しかしオタTさんは言いました。

「これからカラオケでも行かない?」

「この辺りにカラオケなんかないだろう何考えているんだしかも今何時だと思っている」という言葉を私はやっとの思いで飲み込みました。

「明日も早いんで帰ります」

 

そうしてやっと帰ることができました。

無しです。

オタTさんは全く無しです。

それからもやっぱりオタTさんから連絡はありませんでした。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村
ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。

とんでもない人を紹介された話一覧はこちら
112.紹介で出会ったオタTさん①
113.紹介で出会ったオタTさん②
114.紹介で出会ったオタTさん③
115.紹介で出会ったオタTさん④
116.紹介で出会ったオタTさん⑤