127.警察官さん④

カフェで昼食を食べ終わった後。

警察官さんの提案でお散歩することになりました。

せっかくカフェにいるし、肌寒い日の事だったのでちょっと嫌でしたが、警察官さんは昼食を食べている最中もソワソワソワソワしていて「きっと体が動かしたいんだな」という感じでした。

というか、全体的に警察官さんは落ち着きがない印象の方でした。

じっとしているのは苦手なのでしょう。

ちょっと景色のキレイな川べりをお散歩することにしました。

 

「警察官さんは休みの日は何をしているんですか?」

「疲れてずっと寝てるかな」

「やっぱりお仕事大変なんですね」

「慣れたらそうでもないけどね。でも転職したいなぁ」

「するとしたら何になります?」

「でも年収下がるの嫌だなって思うと中々見つからないんだよね」

せっかく安定してそうなのに転職したいのか、と思いました。

非正規雇用でいつ仕事が無くなるかわからない私からしたらもったいないです。

私も転職するつもりではいるんですけど。

「私も今の仕事じゃ食べていけなくて、30才になる前に転職してしまおうと思っているんですよ」

「正社員?」

「このまま結婚できなかったらって思うと正社員ですね」

「そうだね。正社員、いいよね。安泰だよね」

そんな話を色々しながら歩いていたのですが、疲れたのでベンチで休憩することにしました。

警察官さんはそんなことなかったと思いますが、私は歩く気一切無しの7cmヒールだったので疲れたのです。

歩いていた時も寒かったですが、腰を下ろすと一気に体が冷えてきます。

「寒いですね。もうあっという間に冬になるんでしょうね」

「本当だね。何か温かい物でも買ってこようか?」

「いいんですか? お願いします」

「何が良い?」

「コーヒーで」

そして彼は近くのコンビニへと向かって行きました。

落ち着きないし、変わった人だし、会話もちょっと変なところがある人だけれども、いい人だな。

変な人だけれども、思いやりがある人みたいだから結婚生活はやっていけるかもしれない。

そう警察官さんとの婚活を振り返りながらベンチで待っていると、警察官さんは帰ってきました。

「買って来たよ!」

アイスコーヒーを2つ手に持って。

「温かい飲み物買ってくるって言ってなかったっけ?」「ていうかこの気温でアイスコーヒー?」「何なのこの人」

頭の中で疑問がぐるぐる回ります。

でもせっかく買ってきてもらったのに「どうしてアイスコーヒーなんですか?」なんて聞けなくて。

私は警察官さんとベンチでアイスコーヒーを飲みました。

めちゃくちゃ寒かったです。

中々全部飲み切ることができませんでした。

 

アイスコーヒーを飲み終わると、警察官さんの帰る時間が近付いてきたので、駅まで一緒に行ってお別れしました。

別れ際に「また会えますか?」と言われたので、「こちらこそお願いします」とお返事させてもらいました。

色々と不思議な人だけれど、こういうところはスムーズです。

それに変な人だけれども、一生懸命だし、慣れればやっていけるかも、という思いもありました。

このまま警察官さんと婚活を続けていいのか不安な気持ちと、期待が入り混じった不思議な気持ちでした。

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