147.たばたばさん②

たばたばさんと約束した喫茶店の駐車場で。

「クラシックカー」というのでしょうか。

たばたばさんはあまり見たことのない古めかしい車に乗っていたのですぐに発見できました。

「車にはできるだけお金かけたくないんじゃなかったの」と首を捻ります。

私は車には全く詳しくないのですが、こういう車って維持費が高いんじゃないでしょうか。

「珍しい車乗ってますね。車好きなんですか?」

「親父のお下がりなんだ」

中々いい趣味をお持ちのお父さんみたいです。

 

無事に駐車場で合流できたので、たばたばさんと一緒に喫茶店に入ってコーヒーとデザートを注文しました。

「奢るから好きなの頼んで」とのことだったので、私は一番安価なケーキセットを注文しました。

たばたばさんはコーヒーとジャンボパフェを注文していて、「男の人なのにパフェ食べるんだ」と思いました。

そして開口一番の話題で「古着が好きで、この服も100円」と自慢されたので、もしかしたらたばたばさんは不思議な人なのかもしれないと思いました。

 

それからたばたばさんと色々お話をしました。

「どうして婚活を始めたんですか」という私の問いに、「転職してそろそろ仕事にも慣れてきたから次は結婚かなと思った」と答えてくれました。

「私も最近仕事変えたんですよ。たばたばさんはどうして転職しようと思ったんですか?」

「最初は営業やってたんだけど、どうにも合わなくて。ダメ元でもう一回研究職目指してみようかなと思って転職活動してみたらできたんだよね」

「でも転職してこんな田舎で嫌じゃなかったですか?」

「営業の方が嫌だったな。婚活ブタさんはどうして転職したの?」

「どうにも将来的に食べていけそうになくて。転職したって言っても派遣なので、次は正社員狙っているんですけれどね」

「転職の前に結婚決まったら一番なのにね」

「そうですね」

 

そんな感じで色々と無難に婚活のお話をして、その日はお別れすることになりました。

久々に普通に婚活した気分です。

 

たばたばさんとは確かに楽しくお話することができました。

でもお互いに「この人がいい」という感じでもありませんでした。

嫌なところがあったわけではありません。

「ピンと来なかった」なんて理由でこのまま切ってしまうのは勿体ない気がします。

次に会うかどうかは保留にしておいて、キープとしてメールのやり取りは続けよう。

なので私は次に会いたいかどうかは書かずに取りあえず「今日はご馳走様でした。楽しかったです」という旨をメールしました。

向こうからも同じようなメールが返ってきて、たぶんお互いにキープ状態でメールのやり取りを続けることになりました。

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