152.コンビニさん②

コンビニさんと2週間くらいやり取りを続けた後でしょうか。

「そろそろ会ってみたいな」と思い、モーションをかけてみることにしました。

やっぱり最初のデートは男性から誘っていただきたいんです。

 

「コンビニさんって外食とかはしないんですか?」

『たまにはするよ』

「どんな物食べに行くんですか?」

『うどんとか牛丼かなぁ』

そう言って、コンビニさんはよくあるチェーン店の名前を挙げました。

これでは「食べに行ってみたいなぁ(チラッチラッ)」という手が使えません。

困りました。

 

ので、会話の方向性を変えることにしました。

「コンビニさんって本当にお財布の紐固いんですね。私なんて美味しそうなものがあったらすぐ緩んじゃうんで尊敬します」

『そんなことないよ』

「そんなにお金貯めて、何か夢とかあるんですか?」

コンビニさんがお金をケチる理由。

それを教えてもらおうと思ったのです。

『そんなには貯まってないよ。借金があるだけ』

「え?」と思いました。

コンビニさんはギャンブルもしないし、お酒も飲みません。

ブランド物が好きなわけでもありません。

お金がかかる趣味も無いです。

なのにこんなに節制していて、どうして借金があるのでしょうか。

もしかして女遊びが激しかったりするんでしょうか。

「奨学金とかですか?」

冷静に、冷静に。

あくまで気にしていない風に。

『それもあるけど、うち母親がシングルでさ。オレたち育てるのに結構借金したみたいで、兄弟で返してるんだ。それから母親の生活費も3人で出してるから』

なんかもう色々混乱していました。

書いていませんでしたが、コンビニさんは院卒です。

院まで自分で奨学金を借りて卒業して、それなのに生活は困っていて、母親が借金をしていたということなのでしょうか。

でもその割には大学から一人暮らしをしていて、仕送りもしてもらっていたように言っていたし。

「お母さんも色々苦労したんですね」

『そうだね。オレの小さい頃から体弱くて寝てばっかりで、ろくに働けもしなかったみたいだし。お金借りるのに相当苦労したみたい』

何だか色々とスッと冷めていくのを感じました。

コンビニさんはすごく立派です。

奨学金を借りて院まで出て、お給料はたくさん貰っているはずなのに、自分の楽しみはそこそこに、たくさん節制をしてお母さんの生活だけでなく、借金を助けてあげて。

でも、コンビニさんのお母さんが何だか嫌でした。

体が弱くて働けなかったのは仕方がないと思います。

でも借金ばかりして、その尻拭いを息子たちにさせて。

他にやりようがなかったのかもしれません。

それしかできなかったのかもしれませんが、嫌でした。

 

お母さんに「嫌だ」という気持ちは抱いてしまったけれど、コンビニさん自体は嫌なわけではありません。

でも、コンビニさんに対する婚活の思いも何だか冷めてしまいました。

それからもコンビニさんとはメールの交換を続けましたが、いつの間にか自然消滅してしまいました。

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