156.高校教師さん③

高校教師さんと合流して、まずはランチに向かいました。

その移動の最中なのですが。

普通、2人で歩く時って横に並んで歩いくと思います。

でも高校教師さんは私の後ろを付いてきました。

何だか気持ち悪いですし、後ろにいたら会話もできません。

(積極的に何か話かけるつもりもありませんでしたが)

恐怖に似た感情を持ちながら速足で移動しました。

 

そしてお店でランチを食べたのですが。

肘を付いてご飯を食べること。

食べている最中に口の端に泡ができていること。

本当に無理でした。

何だか薄くて油ギッシュな頭皮も相まって、妖怪を見ているような気分でした。

私の好きなお店だったのですが、こんなに味がしなかったのは初めてです。

しかもお会計ですが、「お先にどうぞ」とよくわからない気を使ってくれました。

「派遣の事務って給料少ないんだね。かわいそう」「高校教師は決まったことやっていれば普通に給料上がっていくから楽だよ」って話をランチでしたばっかりなのに割り勘にされたのもショックでしたし、高校教師さんの方が「専業主婦希望」なのに割り勘にされたのもショックでした。

でもここで「向こうも私との婚活に本気じゃないんだ」と思ってほっとしました。

 

向こうも本気じゃないし、このまま解散を目指そう。

「美味しかったですか?」

「うん、美味しかった」

「それはよかったです。この後どうします? 電車の時間大丈夫ですか?」

「時間は何時でも大丈夫だよ。遅くなったら新幹線で帰るし。どこか連れて行ってよ」

 

「どこか連れて行って」って。

どこに連れていけばいいんですか。

あなたがどんなところに行きたいかわからないですし、あなたを連れて行きたいところもありません。

私は困り果ててしまいました。

どうしたらいいのか全くわからなかったのです。

考えて考えて。

とりあえずデパートの物産展に行くことにしました。

今思えば自分でも謎チョイスです。

でも、高校教師さんは喜んで私の後ろを付いてきました。

後ろにいられると本当に怖いです。

その物産展は高校教師さんの好きな旅行先の物産展だったらしく、少しテンションが上がっていました。

「ブタさん、何か気になるものある?」

「このチョコレートとか美味しそうですね」

「じゃあこれお土産に買って行こう」

自分のお土産選びに私の意見を求めないで欲しかったです。

物産展で時間を潰した後、半ば無理矢理高校教師さんを電車に乗せることに成功しました。

「同居している祖父が具合悪いみたいなので帰ります」なんて自分でも白々しかったと思います。

でも、たぶん向こうも私との婚活に乗り気ではなかったし、これで一安心。

また新たな婚活相手を探さなければ。

疲れたし、お断りメールは明日で良いだろう。

そう思いながらポテトチップスとビールでデートの疲れを癒しました。

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157.高校教師さん④