182.毛玉さん②

毛玉さんとの約束当日の日。

私は「ちゃんと毛玉さんと出会えるか」とても不安でした。

どんな顔だったかはおろか、どんな感じの人だったかすら覚えていなかったのです。

向こうが私を発見してくれれば良いのですが、そうでなければ出会える自信はありません。

 

でもそんな心配は杞憂に終わりました。

待ち合わせ場所に着いた時。

そこには目立つ濃い髭とくるくるパーマの毛深い男性が立っていました。

「毛玉ってこれのことだ!」と記憶が蘇ってきました。

ですがしかし、別の問題も発生しました。

髪型はツーブロックで、首や手首にアクセサリーを着けたオシャレ系の男性です。

正直苦手なタイプの外見でした。

そんな風にまごまごしていると、向こうから声をかけてくれました。

「婚活ブタちゃん?」

近寄ると香水の匂いもします。

自分が地味だから派手なタイプは苦手なんです。

「そうです。毛玉さんですよね?」

「今日はありがとう。お腹空いた?」

「ぺこぺこです」

「じゃあ行こうか」

ということで、焼肉屋さんまで移動しました。

その間の話題は婚活パーティーのことです。

毛玉さんから見ても1810のあの婚活パーティーは酷かったらしいです。

休みなしで喋り続けるこちらも辛かったですか、男性からしたら1人喋ったら1回休憩。

しかもそこそこのお金を取られてそれです。

「酷い」と感じてしまうでしょう。

それから、女性は30代ばかりで、20代は私ともう129才の女性がいたくらいだったらしいです。

やっぱり婚活パーティーってみんな上限ギリギリのパーティーに参加するんだなと思いました。

(私は競争率を落としたくて下限ギリギリのパーティーに参加するようにしていましたが)

 

毛玉さんも婚活パーティーには「常連さん」とまではいかなくても、そこそこ足を運んでいるようでした。

仕事が激務な上、会社にいる女性は事務の年配女性しかいないそうです。

出会いが無いので中々苦労しているみたいでした。

 

焼肉屋さんに着くと、2人でランチセットを頼んで自己紹介をやり直しました。

移動中話している間に「正直何話したか覚えてますか?」「全然覚えてない」とお互いにカミングアウトしたためです。

18人も話せばごっちゃになるよね」と毛玉さんは笑っていましたが、正直10人も相当な数です。

中々覚えられなくて当然です。

 

自己紹介でわかったことです。
毛玉さんは35才。

2回くらい会社が倒産したり色々あって転職して、今の会社には10数年勤めているそうです。

お仕事の内容は「工場で色々する仕事」と教えてくれましたが、工場で雇われている訳ではないらしく、難しくて何をしているのかさっぱり理解できませんでした。

趣味はライブとスノーボードとアウトドアだそうです。

全くインドア派な私とは正反対です。

「合わないかもしれないなぁ」と思いましたが、焼肉はすごく美味しかったです。

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