202.毛玉さん㉒

毛玉さんからプロポーズしてもらってから、市役所に婚姻届けを貰いに行ったり、証人欄にサインを貰ったり、必要書類を集めたり、入籍後の手続きについて色々調べたりしてあっという間に時間が過ぎていきました。

良い日を選んで入籍する日も決めました。

必要書類や、入籍後の手続きに関しては何回も2人で確認しました。

せっかく大安の日を選んだのに書類が足りなくて入籍できなかったら意味ないですし、入籍後の手続きも抜けが無いようにスムーズに行いたいです。

 

それから改めて両家には入籍日が決まったことを報告に行きました。

(毛玉さんが私の祖父にも一緒に報告に言ってくれました)

皆「やっとか」という感じでしたが、とても喜んでくれました。

 

そして入籍日当日。

朝一番で記入済みの婚姻届けと必要書類を持って2人で家を出ました。

これが受理されれば私の苗字は変わり、晴れて毛玉さんと夫婦です。

やっと私の婚活も終わります。

 

市役所に到着して、順番の受付を済ませ、呼ばれるのを待ちます。

呼ばれたら2人で婚姻届けを出しました。

「それでは婚姻届けをお預かりしますね。戸籍謄本もお預かりしてよろしいですか?」

「はい」

「え? 戸籍謄本いるの?

きょとんとした毛玉さんの顔。

「え? 持ってきてないの?」

「え? いるの?」

「婚姻届け貰いに行った時に、そう説明してもらったよね?」

「え? そんなこと言ってた」

「言ってた。何のために戸籍謄本取得したと思ってるの?」

「えー……。戸籍謄本いるなんて聞いてないよぉ」

その日、出会ってから初めて毛玉さんと喧嘩になりました。

窓口のお姉さんの計らいで婚姻届けを預かってもらって再度戸籍謄本だけ持ってくることになりました。

(おかげでちゃんとこの日に入籍の手続きを済ませることができました)

戸籍謄本を取りに帰る時もずっと「言われた」「言われていない」の言い合いをしました。

私の手帳にはしっかりメモが残っているのに自分の非を認めないので、私もヒートアップしてしまいました。

毛玉さんはいつも優しくて私の意見を尊重してくれていたので、ここまで頑なに「言われていない」と言い張られるのは意外でした。

この段階で改めて新しい一面を発見してしまいました。

 

「こんなことでこの先大丈夫だろうか」

入籍早々喧嘩をしてしまって先行き不安でしたが、それ以降は喧嘩することなく、今現在に至るまで仲良く暮らしています。

ちなみにこの一件が原因で、毛玉さんはそれ以降大事なことはメモすることと、私から「忘れ物チェック」を受けるようになりました。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村
ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。