208.【過去編】BBQ合コンの話③

時間が来るといよいよBBQ合コンの始まりです!

といっても、男性がいるわけでもなく、BBQ会場へバスで移動するだけです。

重苦しい雰囲気のまま。見知らぬ女性と隣同士になり、だからといって何か会話するでもなく黙ってバスに揺られます。

対人スキルの低い私にとっては辛い時間です。

公共のバスなら何も辛いことはないのに、不思議でした。

 

揺られること10分か15分くらいだったでしょうか。

バスは目的地に到着しました。

だからといって、私の辛い時間が終わるわけではありません。

むしろBBQが始まるのでこれからが本番です。

 

会場ではすでに男性陣が色々な道具のセッティングを始めていました。

バスを降りたら、男性女性ともに受付番号順に整列させられます。

そして一人2分の自己紹介タイムです。

名前と年齢と職業を言って「よろしくお願いします」だけで終わりです。

なのでどんな人が参加しているのか、触りだけしかわかりません。

いかにもBBQが好きそうな人が多かったですが、その中に1人だけアニメのTシャツを着て、アニメの扇子を持った人がいました。

私と同じで無理して参加したタイプなのかな、と少しだけ親近感が湧きました。

 

そして自己紹介が終わるといよいよお待ちかねのBBQです。

といってもチャッカマンですぐに点火ではありません。

小学生の時に何かの研修でやったような錐(きり)と弓を使った火起こしです。

まさか20才を超えてから火起こし体験をする機会が、しかも合コンで訪れるとは思いませんでした。

錐と弓を使った火起こしは2人一組でするのが一般的らしく、「火と一緒に恋の炎も燃え上がる」がコンセプトらしいです。

ですが、時間と道具の関係で実際に火起こしができるのは男女3名ずつ。

スタッフの人が立候補を募りますが。

誰も手を挙げません。

それはそうです。

50人近い初対面の男女に見守れながら火起こしをしたいなんて人、珍しいのではないでしょうか。

火を起こさないとBBQが始まらないので、スタッフが1人ずつ声をかけていきます。

私も声をかけられましたが断固拒否です。

ここで「やります」という積極性があればよかったのでしょうが、私みたいな暗い性格のブタには無理です。

そしてスタッフの人の必死の努力の結果、何とか人数が集まり火を起こすことができました。

火を起こす一組の男女を大勢で見守るという不思議な空間でした。

皆初対面なので声援が飛んだり、なんてこともありません。

「やっぱり来なければよかったかもしれない」

そんな考えが頭を過ぎりました。

 

6人が起こしてくれた火を大きなバーベキューのコンロに移し、いよいよBBQの始まりです。


にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村
ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。