210.【過去編】BBQ合コンの話⑤

私たちBBQ合コン参加者一行はスタッフに連れられて川べりまで移動しました。

私みたいにぽつんとぼっちで移動している人もいれば、いい雰囲気になっている男女もいて、友達とお喋りしながら移動している人もいます。

中には1人の女性を2人の男性が取り合いしながら移動しているなんていう羨ましい光景もありました。

 

川べりに着くと、そこにはアスレチックがありました。

木とロープでできた昔からありそうなアスレチックです。

普段の私なら近付きもしません。

何だかちょっと嫌な感じがしました。

そして「みんなで協力してアスレチックで遊びましょう! 男性は優しく女性を手助けしてあげてね」と言うスタッフ。

やっぱりです。

 

キャッキャ言いながら楽しそうに遊んでいる人たちと、私みたいに黙々とただアスレチックを「渡る」ことだけを考えている人たち。

すごく対照的です。

勇気を振り絞って参加してみたけれど、人の輪の中に入っていく勇気が持てなかった人間の末路です。

自分でも思いますが、「お前何しに来たの?」と思われていても仕方がありません。

「参加さえすれば何とかなるかもしれない」と自分が思っていたのだな、と痛感しました。

ブスならなおさら、結局は自分で行動を起こさなければいけないのに、受け身でいたせいです。

でもだからと言って今さら誰かに話しかけてみる勇気もなくて。

すごく惨めな気分で、誰に助けてもらうわけでもなく1人でアスレチックをクリアしました。

 

アスレチックが終わったらフリータイムです。

「どんどん連絡先を交換してください」と煽るスタッフ。

この時間が連絡先交換タイムのようです。

でも精神的に打ちのめされ、どの男性とも話すこともできなかった私には関係ありません。

今まで誰とも会話ができなかったのです。

急に「連絡先を交換してください」なんて言えません。

私は川遊びをしながら盛り上げる男女をぼーっと見ていました。

 

しかし、そんな完全に諦めてリタイアしたぼっちも放っておかないのがスタッフです。

お金払ってもらっているからといってすごいです。

「疲れちゃった?」

意気消沈の私に気さくに話しかけてきます。

「はい。普段こんなことしないので」

「そうなんだ。貴重な体験だね。でもせっかくだから、友達の輪を広げないと損だよ」

そんな風に上手いことこの空気に馴染めていない参加者の輪に誘導されました。

女性2人に男性が5人くらいだったでしょうか。

その集まりでスタッフを交えながら、フリータイムが終わるまでずっとお話をしていました。

その間にちゃっかりと全員に連絡先交換させたスタッフはやり手だと思います。

 

そしていよいよ、お待ちかねのお開きの時間が訪れました。

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