
とある土地に家族で行った時のことです。
完璧に余談ですが、我が家は旅行に行く時は宿しか押さえないので、完全にフリープラン。
その土地に着いてからどの観光地を巡るかを決めます。
なのでその時も土地に着いてから観光案内所でどこに行くか決めるためにパンフレットを漁っていました。
その中で私は異質なリーフレットを見付けてしまいました。
紙切れ一枚のピㇻピラではありません。
ちゃんと冊子になったリーフレットです。
そのリーフレットのタイトルは「結婚するなら〇〇(土地の名前)」
どう考えても観光名所の案内ではありません。
めくってみると、その市が支援している婚活イベントの話、市で受けられる子育て支援のお話、観光名所でできる結婚式やフォトウエディング、住宅支援の話(古民家再生?)などなど、結婚相談所の連絡先など結婚に関する情報がまとめられていました。
どう考えてもまごうことなき婚活情報誌です。
どうしてそんなものが観光案内所のパンフレットの中に紛れ込んでいるのでしょうか。
お役所の人が適当に仕事しすぎて間違えたのでしょうか。
ですが、観光名所での婚活イベントや結婚式、フォトウエディング、住宅支援のお話は中に住んでいる人よりも外に住んでいる人に向けたお話のように思います。
ついに自治体による婚活推進事業もここまで来たかと思いました。
(もしかしたら私の視野が狭すぎただけで、私が婚活していた時代からあったのかもしれませんが)
観光客にまで手を伸ばすなんて、考えもしませんでした。
確かに過疎化が進む地域では観光客がここで結婚して定着して子どもを産んでくれれば人口が増えます。
そうすれば過疎化対策も少子化対策もバッチリです。
上手くいくかどうかはわかりませんが、とても面白いと思います。
でも自治体による婚活事業に頼るのって、何だか最終手段感がありませんか?
私はありました。
それに「質も悪い」という噂もあります。
私はそんなことを言ってられる立場ではなかったので、利用できるのなら利用したかったですが、対象が「20代から40代の結婚したい男女」という年齢層の幅もネックになっていました。
ここまで来たのなら、もうひと頑張りして、若い人もその婚活事業に飛び込みやすいようになればいいな、と思います。
今の時代、結婚しにくい世の中になっているのは隠しようのない真実です。
そんな中もっともっと婚活が盛んになって結婚しやすい世の中になりますように。
婚活で結婚した身としてはとても期待してしまいます。

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コメント
コメント一覧 (1)
結婚しにくい時代ですね、独身でも別に変な目で見られるわけではないし、都会は特に。