低収入アラサーデブスのネット婚活記録

低収入アラサーデブスのネット婚活記録です。

カテゴリ:婚活体験談 > 過去編

店を移動した途端、勧誘くんのお話のテイストが変わりました。 「ところで、ブタちゃんって落ち込んだりすることない?」 「よくありますよ。テストの前とか『何でコツコツ勉強しなかったんだ!』って落ち込んだりとか、バイトばかりしていて私の学生生活これでいいんだ ... 続きを読む
214.【過去編】紹介してもらった人に勧誘された話②

店を移動した途端、勧誘くんのお話のテイストが変わりました。

「ところで、ブタちゃんって落ち込んだりすることない?」

「よくありますよ。テストの前とか『何でコツコツ勉強しなかったんだ!』って落ち込んだりとか、バイトばかりしていて私の学生生活これでいいんだろうかとか」

「そうだよね。それってもったいないよね」

「もったいないです」

「変わりたいって思わない?」

ここで「ん?」と思いました。

何かがおかしいです。

おかしいけれど、その違和感の正体はわかりませんでした。

でもこんな自分を変えられるのならば変わりたいと思います。

「変わったら人生楽しいでしょうね」

「うんうん。でも変わるにはまず、考え方を変えないとね」

「考え方?」

「うん。考え方を変えるだけで、自分が変わって、人生も変わるんだよ」

 

ここでやっと「この人何かおかしくない?」と私は気付きました。

でも彼は友人が紹介してくれた人。

紹介してくれた人が変な人だなんてありえるのでしょうか。

友人を信じたい気持ちと、彼氏が欲しい欲望で私は会話を続けます。

 

「考え方とか、私そういうのよくわからなくて」

「うん、どう考えたらいいかわからないよね」

そこではありません。

「考え方のヒントになるお話会を毎週日曜日にやっているんだけれど、来てみない? オレもずいぶん助けられたんだよね」

「どこでやっているんですか?」

「ちょっと説明するのが難しいから、次の日曜日に一緒に行こうよ」

ということで連絡先を交換し、また次のデートが決定です。

そして日曜日に連れて行かれた先は。

大きく「○○(宗教の名前)」という看板がぶら下がった建物でした。

そこでやっと私は感じていた違和感の正体に気付きました。

私は宗教に勧誘されていたのです。

そこで逃げ出せればよかったのですが、当時の私にはそこまでの勇気がなかったので、彼とお話を聞いて、おじさんおばさんに散々勧誘されてから「用事を思い出した」と言って逃げ出しました。

 

後日。

紹介されてくれた友人に恐る恐る「なんか宗教の集まりに連れて行かれたんだけど……」とチクりました。

すると友人も彼がそんな活動をしていたなんて知らなかったようで驚いていました。

「今まで紹介した子はそんなことなかったみたいなんだけどな……。ブタちゃんのこと気に入らなかったのかな?」

胸に刺さる一言です。

「恋人候補にならないから、宗教に勧誘されてしまったのかな」と思い、泣きそうな気持になりました。

 

この間、久々に宗教に勧誘されて思い出して書きました。

私の場合は紹介でしたが、婚活パーティーやネット婚活にもこんな人は紛れ込んでいるかもしれません。

彼は学生だったので勧誘の詰めが甘かったから私でも逃げられましたが、婚活に紛れ込んでいる人は勧誘のプロかもしれないので、違和感を感じたら気を付けてください。


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学生時代。 周りには彼氏がいるのに、私には彼氏ができませんでした。 デブスのコミュ障なので当然です。 みんなが彼氏と仲良くしている時に、私はアルバイト。 お盆も正月もクリスマスもヴァレンタインもアルバイト。 周囲はイチャイチャイチャイチャしているのに。 ... 続きを読む
213.【過去編】紹介してもらった人に勧誘された話①

学生時代。

周りには彼氏がいるのに、私には彼氏ができませんでした。

デブスのコミュ障なので当然です。

みんなが彼氏と仲良くしている時に、私はアルバイト。

お盆も正月もクリスマスもヴァレンタインもアルバイト。

周囲はイチャイチャイチャイチャしているのに。

悲しすぎます。

でも、合コンに参加してみても自分から声をかけに行くようなバイタリティーはありません。

だってコミュ障だから、初対面の人とお話するのは苦手です。

地蔵のようなデブスに声をかけてくれる人なんていません。

でもいつか結婚したいし、彼氏が欲しい。

そんな風に悶々と過ごしていた時に友人に「紹介しようか?」と声をかけてもらいました。

高校時代の友人が彼女募集中らしく、ちょうど良いのではないかと。

こんなデブスに男性を紹介してくれるなんて、女神か何かでしょうか。

「顔が残念だから中々紹介相手見付からなかったんだけれど、ブタちゃんあんまり顔気にしないよね?」

「シナイシナイ。中身ダイジ」

「向こうもお酒好きだし、ブタちゃんに合うと思うよ」

ということで、初めて男性を紹介してもらえることになりました。

紹介はお付き合いの黄金パターン(だと私は思っていた)ので期待に胸が爆発寸前です。

 

勧誘くんとはまず、実際に会ってみることになりました。

「メールから始めてもいいけれど、実際に会った時に話すことなくなるでしょ?」とのこと。

「へぇ、そういうもんなんだ」と彼女に言われるままお任せです。

実際に会った時のお楽しみと、彼に関する情報も名前、身長、大学、学部くらいしか教えてもらえませんでした。

彼の名前は仮に勧誘くんと呼ばせてもらいます。

身長は180cmと高身長で、大学もブタでも知っている大学の幼児教育学部です。

それだけ聞いたら「彼女いそうなのに」と思うのですが。

 

勧誘くんと初めて出会ったのは居酒屋でした。

紹介してくれた友人と3人です。

その友人は勧誘くんのことを「顔が残念」と言っていましたが、そこまで残念ではありませんでした。

そんなにイケイケなタイプではありませんでしたが、拙いながらも会話は進みます。

勧誘くんは学校の先生になるのが夢らしくて、それについても熱く語ってくれました。

良さそうな人のように感じます。

居酒屋で一通り食べ終わると、友人は席を外しました。

「じゃあ、あとは2人で仲良くね」

そして友人がいなくなった途端、気まずい雰囲気に――、ということもなく、またのお店で飲み直すことにしました。

この時は「このまま付き合っちゃう? 彼氏できちゃう?」とすごく楽しかったです。


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フリータイムも無事に終わり、いよいよお開きです。 ちょっと変わった形態とはいえ、これは婚活イベント。 解散する前にカップリング発表の時間があります。 紙に気になった人の番号を3つまで書いて、スタッフが回収しました。 もちろん私は白紙で提出です。   6組 ... 続きを読む
211.【過去編】BBQ合コンの話⑥

フリータイムも無事に終わり、いよいよお開きです。

ちょっと変わった形態とはいえ、これは婚活イベント。

解散する前にカップリング発表の時間があります。

紙に気になった人の番号を3つまで書いて、スタッフが回収しました。

もちろん私は白紙で提出です。

 

6組か7組のカップリングが成立していたと思います。

参加者が男女25名ずつなので、3分の1から4分の1のカップリング成立率です。

すごいです。

カップリングが成立した人たちは、先にバスで女性の集合場所だったホテルまで向かいます。

(男性は集合場所が現地で、解散場所がホテルと場所が違いました)

残念ながらカップリング成立しなかった人たちはそのバスがピストンで帰って来るまで待機です。

 

ここまで来て、私はすっかり気が緩んでしまいました。

辛かった時間が終わり、後は帰るだけなのです。

気分もハイになっていました。

だから、こんな初歩的なミスを犯してしまったのでしょう。

私は近くにいた男性に話しかけてしまいました。

普段はコミュ障なのに、気が緩んでハイになってしまった結果の謎行動です。

「終わりましたね」

「そうですね」

「BBQとかアスレチックとか、中々無い経験でしたよね。楽しかったですか?」

「あの、話しかけないでもらっていいですか?

「……すみません」

最後の最後に気が緩んでしまったせいで、余計なことをしていらぬ傷を増やしてしまいました。

今思えば、誰かに話しかけたかったら少し足を延ばして女性を捕まえればよかったのです。

自分でやらかしたことながら、少し泣きそうになりながらバスに乗って帰りました。

 

何の収穫もなく、傷だけ増やして終わったBBQ合コンでした。

しかし2週間後。

見知らぬアドレスから1通のメールが届きました。

 

『お久しぶりです

BBQ合コンで会ったたけしです

早めに連絡取ろうと思っていたのですが、仕事が忙しくて今になってしまいました

BBQ合コンではあまり喋ることができなかったですけれど、あゆみさんのことがもっと知りたいです

よかったら今度飲みにでも行きませんか?』

 

フリータイムの時に、スタッフに促されて連絡先を交換したうちの誰かでしょうか。

残念ながら私はあゆみではありません。

それに2週間も連絡を取らなかったということは、その2週間で別の人にアタックでもしていたのでしょう。

本物のあゆみさんにもとても失礼な話です。

 

2週間経っても新たな傷を作り、私はそのアドレスを拒否設定に入れました。

「やっぱり合コンは私には向いていない」

もうこんな婚活イベントには絶対に参加しないと強く心に決めました。

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私たちBBQ合コン参加者一行はスタッフに連れられて川べりまで移動しました。 私みたいにぽつんとぼっちで移動している人もいれば、いい雰囲気になっている男女もいて、友達とお喋りしながら移動している人もいます。 中には1人の女性を2人の男性が取り合いしながら移 ... 続きを読む
210.【過去編】BBQ合コンの話⑤

私たちBBQ合コン参加者一行はスタッフに連れられて川べりまで移動しました。

私みたいにぽつんとぼっちで移動している人もいれば、いい雰囲気になっている男女もいて、友達とお喋りしながら移動している人もいます。

中には1人の女性を2人の男性が取り合いしながら移動しているなんていう羨ましい光景もありました。

 

川べりに着くと、そこにはアスレチックがありました。

木とロープでできた昔からありそうなアスレチックです。

普段の私なら近付きもしません。

何だかちょっと嫌な感じがしました。

そして「みんなで協力してアスレチックで遊びましょう! 男性は優しく女性を手助けしてあげてね」と言うスタッフ。

やっぱりです。

 

キャッキャ言いながら楽しそうに遊んでいる人たちと、私みたいに黙々とただアスレチックを「渡る」ことだけを考えている人たち。

すごく対照的です。

勇気を振り絞って参加してみたけれど、人の輪の中に入っていく勇気が持てなかった人間の末路です。

自分でも思いますが、「お前何しに来たの?」と思われていても仕方がありません。

「参加さえすれば何とかなるかもしれない」と自分が思っていたのだな、と痛感しました。

ブスならなおさら、結局は自分で行動を起こさなければいけないのに、受け身でいたせいです。

でもだからと言って今さら誰かに話しかけてみる勇気もなくて。

すごく惨めな気分で、誰に助けてもらうわけでもなく1人でアスレチックをクリアしました。

 

アスレチックが終わったらフリータイムです。

「どんどん連絡先を交換してください」と煽るスタッフ。

この時間が連絡先交換タイムのようです。

でも精神的に打ちのめされ、どの男性とも話すこともできなかった私には関係ありません。

今まで誰とも会話ができなかったのです。

急に「連絡先を交換してください」なんて言えません。

私は川遊びをしながら盛り上げる男女をぼーっと見ていました。

 

しかし、そんな完全に諦めてリタイアしたぼっちも放っておかないのがスタッフです。

お金払ってもらっているからといってすごいです。

「疲れちゃった?」

意気消沈の私に気さくに話しかけてきます。

「はい。普段こんなことしないので」

「そうなんだ。貴重な体験だね。でもせっかくだから、友達の輪を広げないと損だよ」

そんな風に上手いことこの空気に馴染めていない参加者の輪に誘導されました。

女性2人に男性が5人くらいだったでしょうか。

その集まりでスタッフを交えながら、フリータイムが終わるまでずっとお話をしていました。

その間にちゃっかりと全員に連絡先交換させたスタッフはやり手だと思います。

 

そしていよいよ、お待ちかねのお開きの時間が訪れました。

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火起こし体験を挟み、いよいよBBQ開始です。 「肉を寄越せ!」と私は真っ先に肉に向かいました。 ――というわけにはいきませんでした。 そのBBQには変なルールがありました。 女性は座ってタレやお皿やお箸、飲み物は男性が持ってくる、というルールだったので ... 続きを読む
209.【過去編】BBQ合コンの話④

火起こし体験を挟み、いよいよBBQ開始です。

「肉を寄越せ!」と私は真っ先に肉に向かいました。

――というわけにはいきませんでした。

そのBBQには変なルールがありました。

女性は座ってタレやお皿やお箸、飲み物は男性が持ってくる、というルールだったのです。

そう、目の前に肉こそあれど、男性の動きがなければ女性は肉も食べられなければ飲み物も飲めません。

まさかトングでそのまま食べるわけにはいきませんから。

主催者側はなんてハードなルールを設けてくれたんだと思います。

 

私は待ちました。

誰かが持ってきてくれるのを。

他の参加者は続々肉にありつけているのを横目に見ながら待ちました。

でも中々私のところにはタレの入ったお皿もお箸も飲み物もやって来ません。

ブスは所詮そんなものです。

「帰りたい」

そう強く願いながら惨めな思いでいると、スタッフの助け舟がありました。

私と同じく相手を見付けられずうろうろしていた男性を連れて来てくれたのです。

これでやっと肉が食べられます。

 

「ありがとうございます」

「いえ」

「……」

「……」

「……」

「……今日はお一人ですか?」

「はい」

「……」

「……」

「……」

「……お肉美味しいですね」

「そうですね」

そんなとても気まずい思いをしながら私たちもBBQに参加しました。

食べるセットを持ってきてくれた人と上手く会話ができなかったからといって、同じ火を囲む人と和気あいあいとも喋ることができません。

他の人たちは何となく盛り上がってきているのに。

私の対人スキルと容姿でこんなリア充なイベントに参加するのなんて無理があったのです。

周りを見渡せば、私と同じくこの空気に全く馴染めていなさそうな人も数名いました。

「私だけじゃなかった」と妙な安堵感を覚え、もう私はその場に馴染むことを諦めてただひたすらにお肉を食べました。

 

しばらくすると、スタッフから「場所を移動してもいいですよ」と指示が出ます。

場の雰囲気に馴染んだ風な人たちは男性も女性も一斉に移動を始めました。

どうやら自分の気になる異性の近くに移動を始めたようです。

一気に広がるリア充な空間。

それに耐え切れず、私も場所を移動することにしました。

目立たず、地味に落ち着ける空間を探して。

 

そう考えていたのは私だけではなかったのでしょう。

一角だけ、異様に盛り上がっていない場所がありました。

盛り上がってはいませんでしたが、私には天国に見えました。

「すみません、ここいいですか?」

「あ、はい」

そして盛り上がることなく無難にぼそぼそと会話をします。

時々スタッフが盛り上げに来ますが、それでも盛り上がりません。

私も含め「この人たち何のために参加しているんだろう」状態です。

そしてBBQの肉も尽き、やっとこの地獄が終わると思いました。

 

「お腹もいっぱいになりましたし、川の方にでも遊びに行きましょうか!」

スタッフさんがそんなことを言い出すまでは。

BBQが終わっても受難は続くようです。

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時間が来るといよいよBBQ合コンの始まりです! といっても、男性がいるわけでもなく、BBQ会場へバスで移動するだけです。 重苦しい雰囲気のまま。見知らぬ女性と隣同士になり、だからといって何か会話するでもなく黙ってバスに揺られます。 対人スキルの低い私に ... 続きを読む
208.【過去編】BBQ合コンの話③

時間が来るといよいよBBQ合コンの始まりです!

といっても、男性がいるわけでもなく、BBQ会場へバスで移動するだけです。

重苦しい雰囲気のまま。見知らぬ女性と隣同士になり、だからといって何か会話するでもなく黙ってバスに揺られます。

対人スキルの低い私にとっては辛い時間です。

公共のバスなら何も辛いことはないのに、不思議でした。

 

揺られること10分か15分くらいだったでしょうか。

バスは目的地に到着しました。

だからといって、私の辛い時間が終わるわけではありません。

むしろBBQが始まるのでこれからが本番です。

 

会場ではすでに男性陣が色々な道具のセッティングを始めていました。

バスを降りたら、男性女性ともに受付番号順に整列させられます。

そして一人2分の自己紹介タイムです。

名前と年齢と職業を言って「よろしくお願いします」だけで終わりです。

なのでどんな人が参加しているのか、触りだけしかわかりません。

いかにもBBQが好きそうな人が多かったですが、その中に1人だけアニメのTシャツを着て、アニメの扇子を持った人がいました。

私と同じで無理して参加したタイプなのかな、と少しだけ親近感が湧きました。

 

そして自己紹介が終わるといよいよお待ちかねのBBQです。

といってもチャッカマンですぐに点火ではありません。

小学生の時に何かの研修でやったような錐(きり)と弓を使った火起こしです。

まさか20才を超えてから火起こし体験をする機会が、しかも合コンで訪れるとは思いませんでした。

錐と弓を使った火起こしは2人一組でするのが一般的らしく、「火と一緒に恋の炎も燃え上がる」がコンセプトらしいです。

ですが、時間と道具の関係で実際に火起こしができるのは男女3名ずつ。

スタッフの人が立候補を募りますが。

誰も手を挙げません。

それはそうです。

50人近い初対面の男女に見守れながら火起こしをしたいなんて人、珍しいのではないでしょうか。

火を起こさないとBBQが始まらないので、スタッフが1人ずつ声をかけていきます。

私も声をかけられましたが断固拒否です。

ここで「やります」という積極性があればよかったのでしょうが、私みたいな暗い性格のブタには無理です。

そしてスタッフの人の必死の努力の結果、何とか人数が集まり火を起こすことができました。

火を起こす一組の男女を大勢で見守るという不思議な空間でした。

皆初対面なので声援が飛んだり、なんてこともありません。

「やっぱり来なければよかったかもしれない」

そんな考えが頭を過ぎりました。

 

6人が起こしてくれた火を大きなバーベキューのコンロに移し、いよいよBBQの始まりです。


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BBQ合コンに参加することを決めた私ですが、問題がいくつかありました。 大勢の初対面の人がいる場所は苦手、BBQが苦手などの問題の他に服装です。 普通の合コンならばいつもの恰好をして行けばいいのですが、今回はBBQです。 BBQってどんな服装をすればい ... 続きを読む
207.【過去編】BBQ合コンの話②

BBQ合コンに参加することを決めた私ですが、問題がいくつかありました。

大勢の初対面の人がいる場所は苦手、BBQが苦手などの問題の他に服装です。

普通の合コンならばいつもの恰好をして行けばいいのですが、今回はBBQです。

BBQってどんな服装をすればいいのでしょうか。

 

私の勝手なイメージですが、BBQは長袖のシャツとジーパンにスニーカー。

首にはタオルを巻いて日除けに帽子を被る。

そんなイメージです。

ですが、仮にも合コンにそんな服装で行ってもいいのでしょうか。

だからといって普通の合コンで着て行くようなひらひらのスカートを履いて行くのはまずいことは私もわかります。

 

私は悩みました。

本当にどんな服装をしたらいいかわからなかったのです。

悩んで悩んで悩みぬいた結果。

ジーパンにノースリーブのワンピース。

上にカーディガンを羽織るという服装で行くことにしました。

靴はヒールのものしか持っていなかったので、仕方がありません。

ヒールで行くことにしました。

帽子も持っていなかったのでなし。

タオルは首に巻かず、カバンに入れて行くことにします。

こんなのでいいのか全くわかりませんでしたが、もうこれで勝負するしかありません。

全く落ち着かない気分のまま、私はBBQ合コン当日を待ちました。

 

そしてBBQ合コン当日。

男性と女性は集合場所が違いました。

男性はBBQ会場に現地集合で、女性は少し離れたホテルに集合です。

女性は参加者全員でバスに乗って現地まで移動だそうです。

合コンが始まって初めて対面する形です。

受付を済ませると時間が来るまで控室で待機です。

おばちゃんのアドバイス通り、一人で来ている人ばかりでした。

そして私が一番気になるのは他の参加者はどんな服装で来ているのだろう、ということです。

ジーパンにシャツにスニーカーといった私の想像するBBQスタイルの人(でも何だかオシャレ)から、清楚系のワンピースにミュールに履いている人。

色々と幅広くて、ほっとしました。

ただでさえデブスなのに服装でまで浮きたくなかったのです。

 

待合室は、少しピリついた雰囲気でした。

他の参加者とは一切目を合わせず、ずっとスマホと睨めっこしている一人での参加者。

その中で数少ない二人組での参加者は楽しそうに友人同士でお喋りしています。

異様です。

「他の参加者と慣れ合って世間話でも」なんて雰囲気は一切ありません。

その雰囲気に緊張しつつ、私は集合時間までスマホと睨めっこ組に入りました。


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これはゆるゆる婚活していた時代の話です。 たしか、私が24才くらいの時だったと思います。   事の発端は、お節介好きなおばちゃんに「結婚しないの?」と聞かれたことでした。 「結婚したいんですけれど、してくれる相手がいないんですよ」 「待ってるわけで相手が ... 続きを読む
206.【過去編】BBQ合コンの話①

これはゆるゆる婚活していた時代の話です。

たしか、私が24才くらいの時だったと思います。

 

事の発端は、お節介好きなおばちゃんに「結婚しないの?」と聞かれたことでした。

「結婚したいんですけれど、してくれる相手がいないんですよ」

「待ってるわけで相手が現れるわけないじゃない。ちゃんと合コンとか行ってるの?」

「合コンとか苦手で……」

「じゃあいいイベントあるから教えてげる。それに参加しなさい」

と、なぜか強制されるように紹介してもらったのが「BBQ合コン」でした。

参加者が男女合わせて50人程度の大型合コンイベントです。

合コンと名は付いていますが、主催する団体は婚活イベントを多く開催している団体で、参加者はライト層からガチ勢まで幅広くいるのが特徴だそうです。

普通の合コンと違い、恋人を見つける以外にも目的がある合コンなので「みんなでワイワイ楽しんでいるうちに気になる人がでてきて……」なんて展開もあるんだとか。

しかもBBQなので、お肉も食べられるし、楽しく過ごせるので、もしお相手が見つからなくても参加費がそんなに無駄にならない。

というのがおばちゃんの理論でした。

 

この時点で「BBQなんて無理」と思いました。

私はコミュ障且つインドアブタです。

BBQなんてキラキラしたもの、とてもじゃないですが積極的に参加したいとは思えません。

というかコミュ障にとって初対面の人とワイワイBBQなんて拷問だとしか思えません。

 

「変わったイベントで面白そうですけれど、今回はやめときます」

「何言ってるの。待ってるだけじゃ出会いは向こうから来てくれないんだよ?」

「でも私、BBQとかあまりしたことなくて……」

「そこでかわいく『いやーんこんなの初めてー』とか白々しく言っておけばいいの! そしたら勝手にやってくれるから」

「でも一緒に行ってくれる友達もいないし……」

「こういうのは一人で行くものなの!」

 

「もしかしたら良い人がいるかもしれない」「いなくても肉が食べられる」「チャンスは無駄にするな」「女の賞味期限はクリスマスケーキと一緒」

おばちゃんからの数々の説得で、私はやる気になりました。

単純です。

その中でも「女の賞味期限はクリスマスケーキと一緒。あんたはギリギリアウト」が一番応えました。

 

おばちゃんに見守れながらその場でBBQ合コンに申し込みです。

そして「一人で参加すること」「あまり喋りすぎないこと」「しっかり肉を食べてくること」をおばちゃんと約束し、BBQ合コンに備えることになりました。


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知らない番号からの着信。 知らない女の人の怒鳴り声。 私はすっかり怯えてしまいました。 『人の旦那に手を出しておいて無視するなんていい度胸じゃない!』 『このクズが!』 『こっちはもうすぐ子どもも産まれるのよ!』 『訴えてやる!』 ヒステリックな喚き声 ... 続きを読む
26.【過去編】オシャレ帽子さん⑥

知らない番号からの着信。

知らない女の人の怒鳴り声。

私はすっかり怯えてしまいました。

『人の旦那に手を出しておいて無視するなんていい度胸じゃない!』

『このクズが!』

『こっちはもうすぐ子どもも産まれるのよ!』

『訴えてやる!』

ヒステリックな喚き声が延々とスマホから流れます。

なんでこんなに怒られているか。

一体この女の人は何のことを言っているのか。

全然わからなくて、怖くて、私はスマホを握りしめたまま泣いていました。

『ちょっと聞いてるの!?』

『何とか言いなさいよこの泥棒猫!』

女の人が怖くて怖くて、私はやっと言葉を発しました。

黙っているのもこれ以上何を言われるのかわからなくて怖かったのです。

「何のことをおっしゃってるのかわかりません」

ちゃんと言えていたかもわかりません。

でも、私のその言葉に女の人はさらに激高したようでした。

『白々しいこのブタ野郎!』

『私はオシャレ帽子の妻よ!』

頭を殴られたような感覚でした。

オシャレ帽子さん。

数か月前に婚活パーティーで出会って。

付き合って。

今日も2人でデートして。

そのオシャレ帽子さんの妻。

「オシャレ帽子さん、結婚していたんですか?」

とても間抜けな声だったと思います。

騙されていた。

悲しくて情けなくて、涙が止まりませんでした。

私が泣いている間にも、女の人――オシャレ帽子さんの奥さんの罵声は続きます。

オシャレ帽子さんに奥さんがいた。

しかも妊娠している。

だったら私は何?

頭の中ではそればかりがぐるぐる回っていました。

終わらないオシャレ帽子さんの奥さんからの罵声。

止まらない涙。

ごめんなさい、ごめんなさい。

知らなかったんです。

私はずっとそう謝り続けていました。

どれくらいそうしていたでしょうか。

ふっと、オシャレ帽子さんの奥さんの罵声が止みました。

低い、ゾッとするような声色に変わります。

「知らなかったみたいなので慰謝料は請求しません。でも、もう二度とオシャレ帽子には近寄らないでください」

そう言って、電話は切れました。

「慰謝料の請求」という言葉が、重く私にのしかかります。

知らなかったとはいえ、大変なことをしてしまった。

見ず知らずの誰かを酷く傷つけてしまった。

それと同時に、私の中にはまだオシャレ帽子さんを信じたい気持ちがありました。

あれはタチの悪い悪戯で、何も知らないオシャレ帽子さんからまた連絡があるのではないだろうか。

オシャレ帽子さんを好きな誰かが、私をからかうためにやったことではないのだろうか。

 

でも、1週間経っても2週間経っても、1ヵ月経ってもオシャレ帽子さんからの連絡は何一つありませんでした。

時間が経てば経つほどに、「あれは真実だった」「私は知らずにとんでもないことをしてしまった」という思いが強くなり、私の胸はとてつもなく痛むのでした。

 

私とオシャレ帽子さんの出会いは婚活パーティーです。

なので、もちろんオシャレ帽子さんは未婚であると信じ込んでいました。

だからこんな結末が待っていたなんて、少しも疑っていませんでした。

なのでこれから婚活を始める人、今婚活を進めている人には「もしかしたらこの人は既婚かもしれない」という疑いを少しでも持ってほしいのです。

そしてよくよく観察してください。

今思えば連絡が来る時間帯やデートの時間帯など怪しいところは満載でしたが、少しも疑っていない私にはそれが気付けませんでした。

本当にバカなことをしてしまったと思うのです。

 

もちろん、一番悪いのは奥さんを裏切って、男慣れしていないデブスな女子大生を騙したオシャレ帽子さんです。

でも、奥さんが気付いたように、私が注意深ければ気付くチャンスは少しでもあったかもしれません

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婚活ブタが既婚者に騙された話一覧はこちら
21.【過去編】オシャレ帽子さん①
22.【過去編】オシャレ帽子さん②
23.【過去編】オシャレ帽子さん③
24.【過去編】オシャレ帽子さん④
25.【過去編】オシャレ帽子さん⑤
26.【過去編】オシャレ帽子さん⑥

オシャレ帽子さんと出会うと、早速二人でビールを頼んで乾杯しました。 おススメのおつまみを選んでくれて、「大人だなぁ」と大感激です。 大学生のワイワイした飲み会しか経験したことのない私にとって、2人でしっとりと飲むお酒は未知の世界でした。 2杯、3杯と進 ... 続きを読む
25.【過去編】オシャレ帽子さん⑤


オシャレ帽子さんと出会うと、早速二人でビールを頼んで乾杯しました。

おススメのおつまみを選んでくれて、「大人だなぁ」と大感激です。

大学生のワイワイした飲み会しか経験したことのない私にとって、2人でしっとりと飲むお酒は未知の世界でした。

2杯、3杯と進み、盛り上がります。

お酒に、というより、雰囲気に酔っていたのかもしれません。

こんなに「女性」として扱われたのは初めてで、本当に幸せでした。

 

婚活パーティーで出会った人だし、このまま付き合えたら結婚するのかなぁ。

一生結婚できないと思ってたけど結婚できるかもしれないなぁ。

お酒でぼーっとする頭でそんなことを考えていました。

 

「婚活ブタちゃん」

オシャレ帽子さんの声色が突然変わります。

本能的に「来た」と思いました。

「付き合おうか」

「よろしくお願いします」

即答しました。

まだ会うのは2回目だし、お互いのことをあまり知りません。

今思えば、なんてバカな真似をしたのだろうと思います。

でも、その時も私は焦っていました。

「こんなデブス好きになってくれる人なんていない」「私は一生独りのままだ」

そんなことをずっとずっと考えていたのです。

だから、このチャンスに飛びつかないわけがありません。

だって上手くいけば彼氏ができて、このまま結婚できるかもしれないのですから。

 

そしてその後2人は夜の繁華街に消え――たりはしませんでした。

やっぱり私はビビりでどこか人間不信気味なブタです。

べろんべろんな千鳥足で1人帰宅するのでした。

 

オシャレ帽子さんと付き合い始め、私たちは順調にデートを重ねました。

お仕事が忙しいらしく、デートはもっぱら昼間か夜遅いかのどちらかです。

カラオケに行ったり、映画を見たり、満喫に行ったり、観光名所に行ってみたり。

それはそれは楽しく、今までにないくらい満ち足りた日々でした。

 

その日のデートもいつもと変わらずとても楽しいものでした。

でも、いつもと違う点が1つだけありました。

いつもは電話がかかってきたら、すぐ電話を取るオシャレ帽子さんですが、その日は出なかったのです。

「出ればいいのに。どうしたの?」

「妹だからいいの」

「急ぎかもしれなかったのに」

「婚活ブタちゃんとの時間の方が大事だから」

そんなことを言われてしまえば私にはもう何も言えません。

その後もいつも通り楽しくデートを続けました。

 

そして家に帰った後。

デートの余韻に浸りながらごろごろしていると、スマホが鳴りました。

遅い時間であったと記憶しています。

知らない番号です。

ビビりな私は知らない番号には出ないと決めていたので、その着信を無視しました。

でも、2回3回と続けて同じ番号から着信が続きます。

さすがに怖くなって、私は勇気を振り絞って電話に出ました。

『何ですぐに出ないのよ!』

その瞬間。

鼓膜に響く女の人の甲高い叫び声が響き渡りました。

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21.【過去編】オシャレ帽子さん①
22.【過去編】オシャレ帽子さん②
23.【過去編】オシャレ帽子さん③
24.【過去編】オシャレ帽子さん④
25.【過去編】オシャレ帽子さん⑤
26.【過去編】オシャレ帽子さん⑥