110.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話⑥
前回までの話が2人の馴れ初めでした。
かなり省きましたが、ここまで多大に惚気話が入るので、2時間くらいかかりました。
あーやんがショウさんを好きなことは本当にこの2時間でよくわかりました。
甘いものが苦手なのにケーキバイキングに付き合ってくれるとか、夜中にラーメンが食べたくなっても付き合ってくれるとか、喧嘩をしたらバックや服を買ってきてくれてご機嫌を取ってくれるとか。
もうお腹いっぱいです。
惚気話で胸焼けがしそうでした。
とにかくあーやんがショウさんを好きなことはよくわかりました。
そしてあーやんの話は同棲生活の惚気話へ。
「それでなー、うちな朝弱いやん? ショウも仕事あるのに、朝コーヒー淹れて起こしてくれるんよ! 優しいやろ?」
「うちアトピーあるから水仕事嫌いやねんけどな、洗い物も洗濯物も全部ショウがやってくれるんよ。めちゃ優しい!」
「掃除も嫌いって言ったら『休みの日に一緒にやろう』ってことになってな。まぁ、2人で住んでる家やから当然やねんけど、一緒にやってくれるって優しくない?」
「ご飯も最初は作っててんけどな、作るのはいいけど献立考えるの面倒やん? それでショウ『何でもいい』しか言わんから、一回喧嘩したら『お惣菜でいい』ってことになってな。一品以外はお惣菜ってことで決着したんよ。ショウ頭いいやろ?」
「夜もネトゲしてて寝落ちしたらベッドまで連れて行ってくれるんよ。ほんま優しい」
最後の方は意識が朦朧としていました。
会う前に「見知らぬ人にまで惚気たいということはどういうことか」ちゃんと考えればよかったです。
幸せな話なのですが、婚活疲れを拗らせている私にはややヘビー過ぎました。
それからあーやんはどれくらい喋ったでしょうか。
聞き疲れた私と紹介してくれた人に対し、とてもスッキリした顔をしていました。
「ほんまショウ優しいんよ。早くアトピー治して結婚したいわ。あ、うちとショウのラブラブ話聞きたい人いたら連絡してな? 全然何時間でも話すから」
「いたらお願いします」
「ていうかうちらのラブラブ話色んな人に広めてくれて全然いいから!」
ということで有り難くブログに書かせていただきました。
ちなみにその後、あーやんとは会ったらショウさんとの惚気話を聞くという関係を続けています。
今のあーやんとショウさんの関係はというと、まだあーやんのアトピーは治ってはいないのですが「いつまで待たすん?」とあーやんがキレたところ、「じゃあ入籍する?」となり、今は夫婦です。
タイトル詐欺ではないので安心してください。
婚活話ではないですが、30才で持病持ち無職の女性が、ネトゲという特殊な場を通じて出会った男性と短期間で電撃的に付き合って同棲し、そして結婚する。
身近で起こったにしてはとても衝撃的過ぎました。
もし、ブログを読んで下さっている「結婚したいけれど、婚活するのはなぁ」と迷っている方がいらっしゃったら、何かの参考になればと書かせてもらいました。
でも「会ってすぐ告白して1ヵ月で同棲しろ」ということではないので、そこだけは勘違いしないでいただきますようお願いいたします。
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無職アトピーでネトゲで結婚した人の話一覧はこちら
105.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話①
106.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話②
107.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話③
108.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話④
109.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話⑤
110.【あーやんの話】ネトゲで結婚した話⑥