50.「恋愛」と「結婚」の兼ね合いの難しさ
街コンに参加してもう一つ感じたこと。
「恋愛したい人」「結婚したい人」「恋愛の先に結婚したい人」がいるということです。
そういうタイプに分かれていることは知っていたのですが、婚活をしていると出会うのは「結婚したい人」ばかりです。
(時々「恋愛の先に結婚したい人」もいて、「だったら婚活じゃなくて恋活しろよ」と思いますが)
でも街コンには「結婚したい人」は全くおらず、「恋愛したい人」と「恋愛の先に結婚したい人」ばかりです。
やはり世間一般には「結婚したい人」は少数なんだな、と改めて実感しました。
「婚活」という言葉が一般的にはなってきたとはいえ、まだ「婚活している人は恋愛結婚できなかったかわいそうな人」「結婚さえできればそれでいい残念な人たち」「恋愛せずに結婚するかわいそうな人たち」という偏見はあります。
実際、私の大学時代の友人も「婚活しているよ」とは言いつつ、中身は恋活だという人が多いです。
私は「20年以上縁も無かったし、憧れも無いし、下手に恋愛感情で目が曇って条件に合わない人と結婚するのは損だ」と思ったからすっぱりと「恋愛」と「結婚」を分けて考えられました。
こんなことを書くと「夫に愛情は無いのか!」と思われそうですが、そんなことはありません。
私の持論ですが、自分の条件通りの人で、「この人と一生一緒に暮らしていける」と思えるくらいの相手なら、最初はそんな感情無くてもちゃんと愛せます。
正直「恋愛」に関してはよくわからない部分は多いですが、人間として愛し、尊敬して仲良く暮らせます。
「出会いこそ婚活だったけれど、恋愛して結婚しました」という人が多いのはこういうところだと思います。
「一生を共にできる」と思った人に惹かれるのは当然のことです。
なので、「婚活して結婚したら愛は無い」なんて思っている人たちにはその思い込みを捨ててほしいです。
「良い人だけど、彼氏としてはちょっと」というもったいない理由で先に進まない人が多いです。
「結婚はしたいけれど好きじゃない相手とは結婚したくない」好きになれそうにない相手と一生を共にできると思いますか?
「やっぱり好きな人と結婚したい」「恋愛したい」結婚を決めてからでも恋愛はできます。デキ婚が許される世の中なのですから、少々順番は関係ありません。
恋愛ドラマや映画の影響でしょうか。
「好きになった人と結婚するべき」という思い込みが激しい人が多いように思います。
でも恋愛結婚の前はお見合い結婚が主流でした。
ちょうど祖父母の時代でしょうか。
その人たちが全て「全て幸せな結婚をしていない」「愛し合っていない」と思っているのでしょうか。
それに現代だって、お見合いや婚活で結婚した人の方が離婚率は低いという結果が出ています。
データによっては、「恋愛結婚はお見合い結婚の4倍離婚率が高い」と出ています。
実際私の知り合いに恋愛結婚ばかりで何回も離婚している人もいます。
なので私は全ての婚活をしている人に「愛が無い結婚は……」なんて思わずに突き進んでほしいのです。
昔から言われていますが、「恋愛」と「結婚」は違います。
恋愛結婚ならけいこちゃんの彼氏みたいなクズとでも情で結婚してしまうでしょうが、婚活ならそうはいきません。
「転職癖がある」「風俗歴がある」「マザコン」の時点で引っかかる人が多いでしょう。
結婚した後の幸せを願うなら。
やはり結婚を前提とした目でしっかりと相手を見極めるべきだと思うのです。
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