低収入アラサーデブスのネット婚活記録

低収入アラサーデブスのネット婚活記録です。

タグ:じいちゃん

引っ越しが終わって、祖父の家には必要最低限の荷物だけが残っていました。 この荷物さえ動かせば、もうすぐにでも毛玉さんとの同棲が始まります。 でもその前にやることが残っています。 両家顔合わせです。 部屋を探す間に日程は調整済みです。 この顔合わせが終わ ... 続きを読む
198.毛玉さん⑱

引っ越しが終わって、祖父の家には必要最低限の荷物だけが残っていました。

この荷物さえ動かせば、もうすぐにでも毛玉さんとの同棲が始まります。

でもその前にやることが残っています。

両家顔合わせです。

部屋を探す間に日程は調整済みです。

この顔合わせが終われば、お世話になった祖父の家を出て毛玉さんとの同棲が始まります。

順調に行けば、そのまま私が目指していた結婚です。

 

本当に結婚までちゃんと辿り着けるかまだわかりません。

でも、苦しくて苦しくて足掻き続けて手に入れた今。

とても感慨深いものがありました。

それと同時に不安もありました。

これからの生活のことではありません。

祖父のことです。

1人で何でもできるとはいえ、もう祖父も後期高齢者です。

妻に出て行かれ、娘3人が嫁に行ってからはずっと1人でした。

なので何だかんだ言っても寂しかったみたいで、私が「同居させてほしい」とお願いした時には喜んでくれて、色々世話も焼いてくれました。

そんな祖父ですがやはり年齢は年齢で、毎日の家事はやはりしんどいようです。

別々に暮らすようになっては今までみたいに家事をすることはできません。

体調を崩すこともよくあります。

今までは私が病院に連れて行って看病していましたが、私が行くのは1つ市を挟んだ場所です。

頻繁に様子を見に行くつもりではいますが、今までのようにはしてあげられません。

 

毛玉さんも祖父のことはとても心配してくれました。

最初は「3人で一緒に住もうか」と言ってくれていたくらいです。

(さすがに私も祖父もそれは断りましたが)

 

祖父には大変お世話になりました。

私から祖父にできる恩返しとなったら、幸せになって死ぬまでにひ孫を見せてあげることくらいです。

 

今のところ、毛玉さんに何の不満も不安もありません。

それどころかこのまま結婚したいと思っています。

事故に遭って、ボロボロな私でも献身的に尽くしてくれる毛玉さん。

この人なら一生尊敬できるし、一生尽くしたい、一生一緒にいられると思いました。

一緒に暮らしてみた途端に嫌な部分が見えてくるかもしれません。

「結婚できない」と思うようなことを発見してしまうかもしれません。

今のままの気持ちでずっといられるかわかりません。

まだ毛玉さんと出会ってから半年程度です。

これからどんどん毛玉さんのボロも剥がれてくるだろうし、私のボロも剥がれていくと思います。

でも「毛玉さんとならなんとかなるんじゃないかなぁ」と思いました。


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両家ご両親への挨拶が終わって、私と毛玉さんは両家顔合わせの日程決めと、一緒に暮らす部屋を決める作業に移りました。 緊張するご両親への挨拶も終わったので、これから待っているのは楽しい事ばかりです。 この頃には仕事の面でも無事に資格を取ることができ、毛玉さ ... 続きを読む
196.毛玉さん⑯

両家ご両親への挨拶が終わって、私と毛玉さんは両家顔合わせの日程決めと、一緒に暮らす部屋を決める作業に移りました。

緊張するご両親への挨拶も終わったので、これから待っているのは楽しい事ばかりです。

この頃には仕事の面でも無事に資格を取ることができ、毛玉さんに「結婚したら今のところ辞めて近所でパート先見付けてね」と言ってもらい、精神面でも無敵に安定していました。

不動産屋さんに行く前に、どんな条件で部屋を借りようかとデートの時に2人でとても楽しく話し合っていました。

「毛玉さんの会社に近い方がいいよね」とか「駅に近いと便利だよね」とか「スーパーも近くがいいな」とか。

部屋の間取りも「お風呂とトイレはセパレートがいい」「1LDKだと狭いから2DKかな」「コンロは2口欲しい」なんて話もしていました。

家具もどんなものを揃えるか、どんなところで揃えるかなんて、マイホームに備えて大きめのものを買おうかなんて、本当に夢がいっぱいで楽しかったです。

そんな時のことです。

 

私は出社中、原付に轢かれました。

 

原因は原付の側のながらスマホです。

ながらスマホでちんたら走っていたおかげでしょうか。

幸い入院するほどの怪我もなく、骨折もありませんでした。

ただ、速度は遅かったもののどかんとやられたので打撲が酷く、出社できる状態ではありません。

出社どころか痛み止めも中々効かず、日常生活を送るのも辛かったです。

とりあえず派遣会社と相談して1ヵ月お休みを頂くことになりました。

「クビになるかなぁ」「クビになっても失業保険貰えるし、辞めるつもりだったからいいや」と下衆なことを考えていたのは内緒です。

仕事はそれでいいとして、困ったのは結婚のことでした。

母には「そんなんじゃしばらく結婚できないね」と言われるし、祖父には「今が一番楽しい時期なのにかわいそう」と泣かれました。

(ちなみに父は保険会社の書類を送ってくれました)

毛玉さんには「原付に轢かれた」とは伝えましたが、出張中で顔を見ることもできません。

事故で暗い気分になっていたせいもありますが、「これは盛り上がっているところに水を差されて何となく同棲入籍が遠のき、結局破局するパターンか?」と絶望的な気分になっていました。

どうせ轢くならせめて引越しが終わってから轢いてほしかった。

これだけ婚活で足掻きまくった末にやっと掴みかけた幸せなのです。

轢いた相手は保険会社のことで1回電話して来ただけで、ろくな謝罪もなかったし、本当に散々でした。

毛玉さんと一緒に歩んで行けそうだった私の思い描く幸せな未来が遠くなっていきます。

全身痛くて何もできないので、気分転換も出来ません。

悔しくて悔しくて、「私の人生ってなんでいつもこんなんなんだろう」と恨んでしまいました。


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毛玉さんと付き合い始めて、順調にデートを重ねていきました。 今までの人たちがダメだったというわけではありませんが、今までの人たちと比べてとてもデートが楽しかったです。 それに「私とは違うタイプの人間だ」と思っていたのですが、なぜかとても気が合いました。 ... 続きを読む
191.毛玉さん⑪

毛玉さんと付き合い始めて、順調にデートを重ねていきました。

今までの人たちがダメだったというわけではありませんが、今までの人たちと比べてとてもデートが楽しかったです。

それに「私とは違うタイプの人間だ」と思っていたのですが、なぜかとても気が合いました。

毛玉さんの仕事の都合で会えない時もありましたが、毛玉さんが休みの時はほとんどデートしていました。

その中で私の次の誕生日までには入籍したいとか、一緒に住み始めたらできるだけ家事も分担しようとか、住むとしたらどの辺りに住もうとか。

そういう結婚に向けた話も順調に進んでいき、とても楽しかったです。

 

デートの待ち合わせはいつも2人の家の中間地点でしていました。

なぜなら私と毛玉さんの家は市を1つ挟んだ場所です。

迎えに来てもらうとしたら、片道2時間かかることもあるのです。

でも、「今日は迎えに行くよ」という毛玉さんの言葉に甘えて、毛玉さんに迎えに来てもらうことが段々と増えました。

 

付き合って1ヵ月も経つと毛玉さんは私が同居させてもらっている祖父に「挨拶がしたい」と言ってくれるようになりました。

私も毛玉さんに祖父と会ってほしかったです。

でも残念ながら祖父はとてもアクティブな人間で、休日の日中はほとんど家にいません。

そして、毛玉さんとデートが終わる時間にはもう祖父は床に就いています。

つまり毛玉さんと祖父が顔を合わせることはなかったのです。

でもだからといって、親でもない祖父に「会わせたい人がいるからこの日家にいて」というのはちょっと違う気がします。

中々機会がないまま時間が過ぎていきました。

 

でもその機会は急に訪れました。

夜に用事があったのでデートを早めに切り上げ、夕方頃に家に送って時。

たまたま祖父が庭の掃除をしていたのです。

「誰?」

「今付き合ってる人」

「毛玉です。婚活ブタさんとお付き合いさせてもらっています」

「ほーん。ブタをよろしく」

そして祖父はまた庭の掃除に戻りました。

あっさりしていましたが、そんな感じで無事に祖父に紹介することができました。

 

「何かあっさりしてたけど大丈夫かな? オレ変だったかな?」と毛玉さんは気にしていましたが、祖父はマイペースな人です。

「いつもあんな感じだから気にしないで」とは言ったのですが、それでも毛玉さんは気になるようでした。

でも、それも長くは続きませんでした。

 

次のデートの時。

私は午前中仕事だったので、午後から会う約束をしていました。

でも毛玉さんは1時間以上早く着いたみたいで、私は家に帰るのが間に合いませんでした。

家に帰って私が見たのは、一緒にご飯を食べている祖父と毛玉さん。

駐車場で待っていたところ祖父に発見され、一緒にご飯を食べることになったようです。

 

それから祖父を交えて3人でご飯を食べるようになったり、家に帰ったらなぜか祖父と毛玉さんがお茶していたり。

毛玉さんは祖父と仲良くしてくれるようになりました。

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この苦しい婚活に喘いでいた頃。 唐突に同居している祖父が「そういえばお前にお見合い話があってなぁ」と言いました。 祖父には(というか家族親族友人には誰にも)婚活していることは話していなかったのでドキッとしてしまいました。 「えー」と乗り気でない風を装い ... 続きを読む
102.祖父が持ってきたお見合い話

この苦しい婚活に喘いでいた頃。

唐突に同居している祖父が「そういえばお前にお見合い話があってなぁ」と言いました。

祖父には(というか家族親族友人には誰にも)婚活していることは話していなかったのでドキッとしてしまいました。

「えー」と乗り気でない風を装いましたが、内心では小躍りしていました。

もしかしたら、この婚活地獄が終わるかもしれないのです。

親族の紹介なので、上手くいかなかった時に大変そうですが、それでも構いません。

この地獄が終わるなら何だっていいんです。

 

「じいちゃんの友達のお孫さんなんだけど、家が旅館で板前さんやっててな。良い年なんだけど内気だから嫁が来なくて寂しいらしい」

まさかの板前さんです。

しかも家が旅館って相当ハードル高いです。

「年齢的にも丁度いいし、お前着物好きだろ? だからどうって言われたんだよ」

「いや、年齢はわかるけど着物と何が関係あるの?」

「旅館の息子に嫁いだら女将さんになるんだから当然だろ」

この時点で無理かもしれないと思いました。

確かに着物は好きで、簡単な着付けぐらいなら自分でできますが、それと旅館の女将になるのは全く別問題です。

時々ドキュメンタリーで人気旅館の女将に密着している番組を見ますが、とても私に務まる職業とは思えません。

「会うだけでもって頼まれたんだけどな」

どう返事しよう。

会うだけなら会ってもいいかもしれない。

もしかしたらとても良い人で、無理なんてどうってことないくらい好きになってしまう可能性もゼロではありません。

ほぼゼロに近いことには間違いありませんが。

「でもお前掃除嫌いだから断っておいた」

「勝手に断るなよ」

ちょっと悩んで乗り気だったのに、何と既に祖父に断られた後でした。

どうして断ったお見合い話をわざわざ私に伝えてきたのかは謎です。

「でもお前毎日掃除なんかできないだろ?」

「仕事なんだからするかもしれないじゃん」

「いや、絶対にしない」

確かに私は掃除が嫌いだし不得手ですが、ここまで言い切られるのは心外です。

「女の部屋とは思えない」とよく言われますが、そんなに不潔で物が溢れているわけではありません。

祖父に言い付けられた時はちゃんと家の掃除もしています。

(自主的にはしません)

 

ということで、以上「祖父が持ってきたお見合い話」改め「祖父が握り潰したお見合い話」でした。

一回ぐらいお見合いしてみたかったなという気持ちは今でもあります。

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