【ダイジェスト】18.ゆうくん

ぶりっこおじさんとのやり取りの後、合コンに参加してみて合コン恐怖症を悪化させたり、サイトで現実の知り合いを発見してしまい気まずい思いをしたりして婚活の傷口を広げていました。
もう箸が転がっても傷付く勢いです。
心が弱りすぎていて何にでも傷付きます。
そんな中、次にやり取りを開始したのがゆうくんです。
自分で「ゆうくんって呼んで」と言っていたのでゆうくんです。
なんで10才近く年上の男性を「くん付け」しないのだろうと深く印象に残っていました。
ゆうくんは年収300万の36才で、車の整備士をしている人です。
結婚を考えていた彼女と別れたばかりで婚活を始めたそうです。
彼女がいただけあって、ゆうくんとのメッセージ交換はスムーズでした。
ただ、ゆうくんは「漠然と結婚したいけれど結婚後のビジョンは無い」タイプだったのでその点では少し困りました。
ですが質問したらちゃんと考えて返してくれるので「好きにしてくれたらいい」と丸投げする人よりはずいぶんマシです。
他にも問題はありました。
私は子どもが欲しいのですが、ゆうくんは「できなくてもいい」という考えだったのです。
ですが「欲しくない」というわけではなく「できたらできたら育てるけれど積極的に作ろうとは思わない」という考えだったのでやり取りを続けました。
それは無職の弟や、私の見た目にそぐわない虚弱体質をふわりと受け流してくれたのが大きかったです。
そしてメッセージ交換を重ねること1週間。
ゆうくんとお会いする約束をしました。
しかし、中々ゆうくんと予定を合わせることができなくて実際にお会いするのは2週間後です。
その2週間がとてもじれったかったですが、その間も大事な情報収集期間としてメッセージ交換をずっと続けていました。
その2週間の間にとんでもないことが発覚してしまったのです。
ゆうくんは婚活はしているけれど、書類を交わす正式なものではなく「事実婚」が希望でした。
前の彼女ともそんな感じで楽だったから、とのことです。
結婚にも色々な形があるのでしょうが、私が求める結婚の形はそうではありません。
婚活をしている女性のほとんどがそうではないでしょう。
目指すゴールが違うのであれば、ゆうくんとはこれ以上やり取りしても、会っても意味がないでしょう。
お互いの考え方が違うということで、ゆうくんとはお会いする約束をキャンセルして終わりになりました。
元々価値観が合うお相手ではなかったですが、まさか婚活で「事実婚希望」の方がいるとは思わなくて、大きな衝撃を受けたお相手でした。
この記事は以下の婚活体験談をまとめた内容になっています
86.デブスなのに合コンへ参加する
87.まさかの遭遇
88.ゆうくん①
89.ゆうくん②
90.事実婚希望なのになぜ婚活するのか
91.婚活独特の流れと言葉

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