低収入アラサーデブスのネット婚活記録

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タグ:れいこさん

今、ネット婚活で一番人気がある方法はマッチングアプリではないでしょうか? 婚活サイトと比べて気軽に登録できますし、活動している年齢層も若いです。 でも私はマッチングアプリを使って婚活することは考えませんでした。 なぜなら、大切に思っていた友人の転落を見 ... 続きを読む
【ダイジェスト】13.マッチングアプリの悲劇【れいこさん編】

今、ネット婚活で一番人気がある方法はマッチングアプリではないでしょうか?

婚活サイトと比べて気軽に登録できますし、活動している年齢層も若いです。

でも私はマッチングアプリを使って婚活することは考えませんでした。

なぜなら、大切に思っていた友人の転落を見てしまったからです。

 

彼女の名前はれいこさんといい、大学時代の私の友人でした。

彼女は女子校育ちのお嬢様だったのですが、同じくデブで彼氏がいないという共通点があり、話が合いました。

大学を卒業し、私が結婚を焦ったようにれいこさんも結婚を焦りました。

しかし、高校まで女子校で大学も女性の比率が多く、女性ばかりの環境で育ったれいこさん。

体型へのコンプレックスもあり、彼氏ができたことはありません。

そんなれいこさんが手を出したのがマッチングアプリでした。

 

太っているとはいえ、れいこさんはかわいい顔をしているし、性格もとても穏やかでちょっぴり甘えん坊です。

なのでアプローチはあります。

ですが、そのアプローチしてきて、れいこさんがマッチングする相手が問題でした。

新幹線で2時間かかる距離の相手に会いに行ってヤリ捨てされたり、深夜にホテルデートしかできない相手と付き合っているつもりになったり。

そんな傍から見たら「セフレだよね?」としか言いようがない相手と2週間~3週間程度付き合っては別れるということを繰り返すようになってしまったのです。

でも毎回れいこさんは「この人といつか結婚したい」と言っていました。

そんな純粋なれいこさんが悲しくて私は仕方がありませんでした。

 

れいこさんにもマッチングアプリを抜け出す機会はありました。

お見合いです。

両親の全面のバックアップもあり、少しはお見合いに気持ちが傾いたれいこさん。

でもマッチングアプリからは抜け出せませんでした。

それどころか子どもができてしまったのです。

そこで普通の男性なら「子どもができたので結婚します」と両親に頭を下げるでしょう。

ですが、その男はそうではありませんでした。

子どもができたことを隠して結婚を強行してしまったのです。

なので男性側の両親はともかく、れいこさん側の両親にもやもやとした気持ちは残ります。

そして、産まれてくる子どもはどう計算しても「入籍したい」と言い出す前にできています。

 

私はとても悲しかったです。

優しくて穏やかで人に愛されていたれいこさん。

婚活をしていたのにデキ婚するどころか、それを隠して強行してしまったために色んな人を悲しい気持ちにさせてしまいました。

デキ婚するにしても、最初の段階でちゃんと打ち明けて、筋を通していたらと今でも思います。

マッチングアプリのせいでそうなったわけではないのはわかっています。

結局はれいこさんの使い方が悪かったのです。

でも「マッチングアプリで変な男たちに騙されなければ」と恨みに似た気持ちがどうしても拭えません。

なので私はマッチングアプリが好きではありません。

 

この記事は以下の婚活体験談をまとめた内容になっています

62.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇①

63.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇②

64.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇③

65.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇④

66.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇⑤

67.マッチングアプリだけが悪いわけじゃないのはわかっている

68.婚活しててデキ婚ってどうなんだろう


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という事件があり、すっかりマッチングアプリが苦手、というか嫌いになってしまいました。 れいこさんの使い方が悪かった(というかれいこさんが考えなしだった)と思いたくないので、マッチングアプリのせいにしてしまえばだいぶん楽になります。 タイトルにも書きまし ... 続きを読む
67.マッチングアプリだけが悪いわけじゃないのはわかっている

という事件があり、すっかりマッチングアプリが苦手、というか嫌いになってしまいました。

れいこさんの使い方が悪かった(というかれいこさんが考えなしだった)と思いたくないので、マッチングアプリのせいにしてしまえばだいぶん楽になります。

タイトルにも書きましたがマッチングアプリだけが悪いわけじゃないのはちゃんとわかっています。

今回の事件で一番悪かったのは「相手を見極める目が無かった」れいこさんです。

そして「結婚についてちゃんと考えていなかった」れいこさんです。

 

男慣れしていなかったので、1回や2回くらいはセフレにされちゃっても仕方ないかもしれません。

でもセフレにされちゃったことすら気付かず、何回も同じように扱われる。

これは完璧にちゃんと男を見極められなかったのが悪いと思います。

「そんな風に扱われていたなんて認めたくない」「愛されていたって思いたい」そう思うのは仕方ありません。

でも、だからといって現実から目を背け続ければ、同じような男に引っかかってしまいます。

傷を傷として認め、どうやったら同じような男に引っかからないかを考えるのが婚活、そして人生だと思います。

人間、過去から学ばなければいけないのです。

 

そして残念ながら、マッチングアプリにはそのお手軽さもあってか、「ヤリ目」と呼ばれる人種も存在します。

れいこさんもそういう人に何回も引っかかっていましたし、ちょっと登録してみただけの私でも「そうだろうな」という人種に何回か遭遇しました。

もちろんそういう人種は婚活サイトにもいますし、婚活パーティーにだって潜り込みます。

だから結局は自分で見極めていくしかないのです。

 

でもやっぱりマッチングアプリは苦手です。

「結婚前提の真剣恋愛」を謳っていても、実態はそうでない人が多いです。

「良い人がいたら結婚したいな」ぐらいの考えの人が多かったです。

「本気ですぐにでも結婚したいから活動をしている」私にとっては不向きな場所でした。

そして、マッチングアプリも幅広く、完全にセフレを探すようなアプリも多く存在します。

そういうアプリと同じ名称であるということも私の嫌悪感を煽る一因になりました。

 

何にせよ、最後に一番重要になってくるのは「利用する人の使い方」です。

マッチングアプリで成婚した人もたくさんいるので、使い方によればちゃんと結婚できます。

でも使い方が悪いと大変なことになってしまいます。

れいこさんは最悪にも運よく結婚してもらえましたが、そうでない女性もたくさんいるでしょう。

やっぱり一番傷付くのは女性自身です。
どこで活動するにしても、女性には貞操観念をある程度大事に持って欲しいと思います。

れいこさんが新しい男と付き合い始めて半年。 意外にもれいこさんはまだ別れていませんでした。 相変わらずお家デートのみ。 近所に買い物にすら行かないそうです。 何が楽しいのでしょうか。 そして、半年記念で初めて温泉旅行に連れて行ってもらったそうです。 で ... 続きを読む
66.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇⑤

れいこさんが新しい男と付き合い始めて半年。

意外にもれいこさんはまだ別れていませんでした。

相変わらずお家デートのみ。

近所に買い物にすら行かないそうです。

何が楽しいのでしょうか。

そして、半年記念で初めて温泉旅行に連れて行ってもらったそうです。

でも旅館からは出なかったそうです。

せっかくの旅行で旅館にこもりきりって何が楽しいのでしょうか。

 

デートの度にお猿さんになっていれば、いつかは失敗するものです。

そう。

れいこさんは妊娠してしまいました。

意外だったのは男が「結婚する」とれいこさんにプロポーズしたこと。

でもその後の展開がクズ過ぎました。

何と2人は妊娠を隠して親に「結婚したい」と報告したのです。

しかも入籍日(一ヵ月後)まで指定して。

もちろんれいこさんの親は怒ります。

かわいいかわいい一人娘ですし、「結婚は両家のもの」という考えが残る地域です。

相手の親との会ったことすらないのに「〇日に入籍するから」とだけ言われて怒らないわけがありません。

なのにれいこさんは「親が過保護だから結婚を許してくれない」と泣きます。
過保護なんかじゃありません。

当然の反応です。

 

これで、れいこさんが一般家庭ならまた違ったでしょう。

親の援助も無しに2人きりでやっていけるのなら、「そうだね。親の考えがちょっと古いね」となってしまうでしょう。

でも、れいこさんは違います。

結婚したら祖母のマンションに2人で移り住み、祖母はれいこさんの家で引き取り同居。

行く行くはれいこさんの親の土地に家を建て、れいこさんの親に子どもの面倒を見てもらいながらお教室も続けていく。

そんな計画なのです。
その計画は結婚報告(?)をした日にも生きていて、「〇日までもおばあちゃん引き取ってくれないとこっちも引っ越しできないよ」と怒っていました。

そんな親に頼り切った甘えた計画なのに、そこまで親を無視して事を進めるって「あなたに道理というものはないの?」と聞きたくなります。

 

そして何よりも許せないのが「妊娠を隠したい」という2人の考え。

れいこさんは親と同居しています。

人によるでしょうが、つわりが始まれば早々隠し通せるものでもありません。

体調だって悪くなります。

普通「妊娠させてしまって申し訳ありません」「しばらく僕が助けてあげられないのでよろしくお願いします」そう土下座するのが筋じゃないでしょうか。

というか、妊娠させた相手に「体調悪くても隠せ」なんて鬼の言うことじゃないでしょうか。

 

2人は両家の言うことなど無視して、入籍を強行しました。

「どうしても入籍の前に結婚式を」という両家の懇願で、結婚式は入籍の前に無理やりしました。

妊娠3ヵ月という一番不安定な時期に。

真夏のことでしたので、「お腹の赤ちゃんに何かあったらどうするつもりなのだ!」とさすがに私はれいこさんを叱りました

でもれいこさんにとっては「彼がそう言うから」が全てでした。

この顛末。

あまりにも酷すぎます。

マッチングアプリにハマり、男に都合の良いビッチになり、最後はデキ婚を隠して強行。

これがアラサーを迎えた大人のすることでしょうか。

昔の相手を思いやる心を持ったれいこさんはどこに行ってしまったのでしょう。

この一件は私の心に深く傷を残すことになったのでした。

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62.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇①
63.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇②
64.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇③
65.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇④
66.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇⑤

あれからまた3人くらい男を変えたでしょうか。 ある日突然れいこさんが言いました。 「お見合いしてみようかな」 今さら何言っているのかと思いましたが、これを機に昔のれいこさんに戻ってくれるかもしれない。 私は全力でお見合いを勧めました。   詳しく聞いてい ... 続きを読む
65.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇④

あれからまた3人くらい男を変えたでしょうか。

ある日突然れいこさんが言いました。

「お見合いしてみようかな」

今さら何言っているのかと思いましたが、これを機に昔のれいこさんに戻ってくれるかもしれない。

私は全力でお見合いを勧めました。

 

詳しく聞いていると、どうやらマッチングアプリでも中々会えなくなったみたいです。

なので焦り、お見合いを思い立ったらしいです。

「結婚したい」という願望がありながら何人にも遊ばれてしまったれいこさんの純粋さ。

「少しは学習しろ」と言ってやりたくなります。

 

でも、れいこさんは最終的にお見合いを決意しました。

お見合いならちゃんとした仲人さんがいて、れいこさんならちゃんとした家柄のちゃんとした人を紹介してもらえるでしょう。

紆余曲折ありましたが、これで一安心。

そう思った時期が私にもありました。

 

それから2ヵ月が経ちました。

「彼氏ができたよ!」

そんなれいこさんの報告に私の心は弾みます。

マッチングアプリで出会った人とは違う。

真剣にれいこさんとの結婚を考えてくれている人。

 

「おめでとう! どんな人?」

「同い年の人。マッチングアプリで出会ったんだけどね」

「え? お見合いは?」

「お見合いって登録したらすぐ紹介してもらえるのかと思ったんだけど、中々紹介してもらえなくて。マッチングアプリ続けてたんだ」

「いや、でも。結婚は? 前提なんだよね?」

「付き合ったばかりだからそんな話にはならないよ」

 

なります。

婚活なら結婚を前提に付き合いましょう。

ダメだと思ったらすぐに別れましょう。

〇ヵ月を目途に入籍をしましょう。

という話にすぐなります。

 

れいこさんは真剣に結婚を考えるようになったと思ったのに。

結局はお手軽なマッチングアプリに流され、耳障りの良い言葉に流されただけ。

何も変わっていません。

 

「それに彼、就職したばっかりだから結婚って話にはならないよ」

「え? 同い年なのに?」

「院卒だからね」

 

当時私たちは27才。

何か色々とタイムラグがある気がします。

その時点でちゃんとした人なのか心配になりました。

他にもデートは全て男のお家デート。

もちろん交通費(往復3000円程度)の負担はありません。

ご飯は奢ってくれるそうですが、2人で1000円まで。

上限があるって何なんだ。
デートにかかった経費はすぐにノートに記入。

冷蔵庫にあるものは使うとパニックになるらしく、手は出せない。

だからと言って、何か買ってくると、日々の献立が狂いパニックになるらしく、買ってこられない。

手料理を振る舞いたくても上記の理由でダメ。

そして毎回毎回家で何をしているのかというと。

お前ら猿か。

アラサーで恥ずかしくないのか。

それはただのセフレだから。

って感じです。

 

私はただただ悲しくなりました。

今度の相手とは何週間もつのでしょうか。

願わくば、早めに別れてお見合いが決まってほしいものです。

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62.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇①
63.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇②
64.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇③
65.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇④
66.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇⑤

3日で別れた(というかただ弄ばれた)事件から数か月後。 またれいこさんから「彼氏ができた」という報告がありました。 前回と同様な結果にならないか気が気ではありません。 れいこさんによると、今度は1つ年上の男性で「とにかく優しい」そうです。 知り合ったキッ ... 続きを読む
64.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇③

3日で別れた(というかただ弄ばれた)事件から数か月後。

またれいこさんから「彼氏ができた」という報告がありました。

前回と同様な結果にならないか気が気ではありません。

れいこさんによると、今度は1つ年上の男性で「とにかく優しい」そうです。

知り合ったキッカケはマッチングアプリ。

トラック運転手ということで、デートは毎回日付が変わるくらいの時間から始まり、れいこさんお手製のお弁当を持ってホテルに行くということです。

もう「お前バカか」と言ってしまいたかったからです。

 

「トラックの運転手だからって、そんな深夜しか会えないとかある?」

「うん。そうみたい。お仕事大変だね」

「さすがに365日働いているわけじゃないんだから、休日ぐらいあるでしょ」

「ブラック気味だから休みの日は寝たいんだって」

「なら夜寝ればいいんじゃない?」

「事故起こすと大変だから」

 
だったら仕事終わりもホテル行くよりちゃんと寝ろ。

なんでこんなに男の都合の良い言い訳を純粋に信じることができるのでしょうか。

れいこさんとはデブという共通のコンプレックスがありました。

だから他の友人より濃い友人関係を築いてきたと思います。

でも、今のれいこさんが何を考えているのか。

さっぱりわかりませんでした。

どうしてこんな扱いを受けているのに楽しそうなのでしょう。

 

「でも、たまには遊びに出たくない?」

「そうなんだけどね。いつも疲れてすぐ寝ちゃってるから、あまりわがままも言えなくて」

 

それはわがままではありません。

付き合っているのなら当然の権利です。

あまりにも純粋に信じているれいこさんに私は何も言えませんでした。

やっぱり、ある程度経験値を積んでおかないとこんなにすぐに騙されてしまうものなのでしょうか。

 

そしてその2週間後。

その男とは別れた、と連絡がありました。

今は他の男と付き合っているとのこと。

訳が分かりません。

前の男と別れて、その日のうちにマッチングアプリで知り合い、2日か3日くらいで会ってみてそのまま付き合ったそうです。

やることがまさにビッチです。

タガが外れてしまったのでしょうか?

れいこさんは付き合っては2週間や3週間で別れ、新しい人をマッチングアプリで見つけるというサイクルにハマってしまいました。

本人は付き合っているつもりですが、傍から見ていると「それってセフレじゃね?」としか言いようがありません。
彼氏が変わるたびに「この人と結婚できたらいいな」というれいこさんが悲しくてしかたありませんでした。

大学時代の純粋なれいこさんはどこに行ってしまったのでしょうか。

いえ、れいこさんは純粋に結婚を夢見ています。
短期間で彼氏が変わっても、「彼氏が出来たよ」と嬉しそうに報告してくれ、その彼氏との結婚を望んでいるのです。
でも実際にやっていることはもうただのビッチにしか見えません。

私は「結婚したいならお見合いをしたら?」と何回も進めました。

マッチングアプリで出会って、すぐ別れてを繰り返して結婚できるとはとても思えません。

でもれいこさんは首を横に振るばかり。

れいこさんの中では「立派な恋愛」だったのではないのかと思います。

親とは関係無しに、自分の力だけで掴み取った恋愛。

そう思っていたのだと思います。

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62.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇①
63.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇②
64.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇③
65.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇④
66.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇⑤

ある日れいこさんから電話がかかってきました。 その声は今までにないくらい弾んでいて、「何かあったな?」と聞く前からわかるくらいでした。   「何かあったの?」 「彼氏ができそう!」   婚活の沼にハマりかけていた私にとっては嫉妬心を掻き立てられる出来事 ... 続きを読む
63.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇②


ある日れいこさんから電話がかかってきました。

その声は今までにないくらい弾んでいて、「何かあったな?」と聞く前からわかるくらいでした。

 

「何かあったの?」

「彼氏ができそう!」

 

婚活の沼にハマりかけていた私にとっては嫉妬心を掻き立てられる出来事でした。

でも、友人の慶事に素直に「嬉しい」という気持ちももちろんありました。

 

「おめでとう! マッチングアプリの人?」

「うん。今度会いに行って告白される予定なんだ!」

 

そこで「ん?」と思いました。

「告白される予定」って何だ?

「会った時に告白するよ」とでも言われたのでしょうか。

でもそれって何か違うと思います。

 

「詳しく」

「○○県(れいこさんの住んでいるところから新幹線で2時間)の大学院生の人でね。10㎏痩せたら付き合おうって約束してくれてたんだ。それで、10㎏痩せたから今週末初めて会うことになったの」

 

何か色々とおかしいと思います。

さらに話を聞くと、もっとおかしいところはたくさんありました。

れいこさんが深夜バスで一晩かけて相手の住んでいるところまで会いに行くのに交通費は全額れいこさん持ち。

だからといってホテル代を払ってくれるわけでもない。

というか割り勘で同じ部屋に泊まるそうです。

一体どうなっているんだとしか言いようがありません。

 

「付き合う予定かもしれないけど、付き合ってない人と同室っておかしいでしょ」

「ふふふふふ」

 

学生時代、れいこさんはこんなことをするような子ではありませんでした。

もう少しちゃんとした貞操観念を持っていたと思います。

 

もちろん私は会いに行くのを止めました。

だって絶対おかしいです。

無料の夜のお姉ちゃんくらいにしか見られていないと思います。

それに何より同じデブとして「10㎏痩せたら付き合おう」ということがどうしても許せることではありませんでした。

確かにデブは嫌がられます。

でも、だったら最初からデブじゃない人とマッチングすればいいんです。

「ブタは嫌いだから痩せろよ? そうしたらヤってやるわ。交通費はもちろんお前持ちな? ホテル代は仕方ないから半分くらい払ってやるよ」

本当にバカにし過ぎだと思います。

 

でもれいこさんはそんなことに全く気付いていません。

初めて味わう「恋愛」というものに、脳細胞が溶かされてしまっているようでした。

でもこれは「恋愛」なんかじゃなくて「セフレ」にされそうなだけだと思います。

 

私の説得も空しく、れいこさんはその男に会いに行ってしまいました。

バスが着く時間を伝えていたのになぜかれいこさんがバスターミナルで待たされたそうです。

「ランチ奢ってもらっちゃった」とすごく幸せそうに言っていました。

初めてのデートで、というかわざわざ遠くまで来てもらったのなら男が出すのが当然だろ。

そして、昼からホテルにこもり。

帰りのバスはお昼なのに、朝にはその男は自分の下宿するアパートへ帰って行ったそうです。

理由は「研究があるから」

あまりにも酷い扱いに私は泣きそうでした。

 

そしてその三日後。

れいこさんから「別れた」と報告がありました。

理由は「向こうが子ども過ぎた」そうです。

絶対に違うと思います。

それかられいこさんは段々おかしな方向へ転がっていくのでした。

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65.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇④
66.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇⑤

私がマッチングアプリを苦手としている理由の大半はれいこさんの事件です。 今日からしばらく「マッチングアプリでれいこさんの身に何が起こったか」をお話させていただきたいと思います。   まず、れいこさんがどんな人かお話させていただきたいと思います。 体系は ... 続きを読む
62.【れいこさん編】マッチングアプリの悲劇①

私がマッチングアプリを苦手としている理由の大半はれいこさんの事件です。

今日からしばらく「マッチングアプリでれいこさんの身に何が起こったか」をお話させていただきたいと思います。

 

まず、れいこさんがどんな人かお話させていただきたいと思います。

体系は以前書いた通り、私とよく似た体系をしています。

でも私より背は高いですし、体重も軽いです。

あとかわいらしい顔立ちをしているということは決定的に違うところです。

それからお家もお金持ちで、両親からとてもかわいがられている一人っ子です。

成人式の時は貧乏人にはドン引きするような値段の振袖を仕立ててもらっていました。

大学卒業後は家の敷地内に事務所を建ててもらい、そこでお教室を開いています。

でもそれだけでは稼ぎにならないので、ケーキ屋さんにもバイトに行っています。

結婚したら祖母からマンションを貰う約束をしており、両親所有の土地に家を建てる約束もしています。

れいこさんはそんなすげーお嬢様です。

 

そんなすげーお嬢様のれいこさん。

当然のように、幼稚園から高校まで女子校です。

大学も共学ではあるものの、ほとんど男性がいないようなところです。

そんな「異性と関わりのない生活」と「体系へのコンプレックス」のためか、今まで彼氏が出来たことがありませんでした。

一緒に合コンや婚活パーティーに参加しても惨敗です。

すごく良い子なので、色んな人がれいこさんのために合コンを開きましたが、それも上手くいきません。

今となって思えば、そんな「周りに気にされている状況」もれいこさんからしたらコンプレックスになっていたのかもしれません。

 

そんなれいこさんですが、大学を卒業して「いよいよこのままでは危ない」と焦りました。

周りが次々と普通に結婚したりデキ婚したりしていましたからね。

私も一緒に焦っていました。

そこでれいこさんが手を出したのが「マッチングアプリ」です。

出会いも無いし、出会いの場に行っても上手くいかない。

親に頼ってお見合いをするのも嫌。

とにかく恋愛に憧れているれいこさんにはお手軽だったのです。

 

最初はれいこさんも、「婚活しているよ」と言いながら普通に恋活をしていました。

マッチングアプリでマッチングした人とメールを交換して、何か月かやり取りしたら会ってみる。

一回会ってみると「何かが違う」らしく、また別のお相手を探すということを繰り返していました。

そんなゆったりとした自称婚活の恋活をれいこさんは数年繰り返していました。

そんな中で、れいこさんにとある「事件」が起こってしまいます。

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そしてやってきた婚活パーティー当日。 ラグジュアリーな感じのホテルのカフェを貸し切りで行われるパーティーでした。 大人な感じの雰囲気にドキドキです。 張り切りまくりなワンピースの私と友人に対し、他の参加者のラフな格好なこと。 慣れてない感じ満載ですごく ... 続きを読む
22.【過去編】オシャレ帽子さん②

そしてやってきた婚活パーティー当日。

ラグジュアリーな感じのホテルのカフェを貸し切りで行われるパーティーでした。

大人な感じの雰囲気にドキドキです。

張り切りまくりなワンピースの私と友人に対し、他の参加者のラフな格好なこと。

慣れてない感じ満載ですごく恥ずかしかったです。

 

受付を済ますと、胸に付ける番号札、プロフィールカードや連絡先交換カード、それから参加者の印象を記入するメモを渡されました。

ソフトドリンクの注文も聞かれ、指定された席に案内されます。

友人とは幸いにも隣同士の席になれました。

「席に着いた方からプロフィールカードを記入して待っていてください!」という司会者さんのアナウンスに促され、プロフィールカードを記入していきます。

同じくアナウンスで、番号札を見やすいところに付けるように、連絡先交換カードに連絡先を書いておくように、また、参加者の印象をメモする紙(印象カード)は相手から見えないように書くようにと注意を受けました。

 

お互い初めての婚活パーティーなので、

「これどうしたらいいの?」

「書くの? 何書くの?」

とキャッキャしながらプロフィールカードを埋めていきます。

内容は名前、年齢、職業、趣味、特技、好きな食べ物、好きなスポーツ、休日の過ごし方、デートで行きたいところなど。

ふわっとした感じのプロフィールです。

男性はそれに加えて年収を書く欄もありました。

 

ふわっとしたプロフィールでも、初めて書くもので結構時間がかかりました。

慣れれば書くことは大体決まっているので、すぐに書けるんですけどね。

プロフィールカードを書き終えて顔をあげると、ほぼ席が埋まっていました。

でも、どう見ても男性の方が多い。

時間になると、司会者がマイクを持ちました。

「お時間になりました。参加者も全員揃いましたので、パーティーを始めさせていただきます」

明らかに女性側の席に空席が目立ちます。

15vs15を謳っていましたが、どう多めに見積もっても15vs12です。

人数比合っていないけれど大丈夫なの?

そんな不安を残しながら、初めての婚活パーティーは幕を開けました。

 

その婚活パーティーは通称「回転寿司形式」と呼ばれるものでした。

まず、テーブルに男性と女性が一対一で座ります。

そして、時間が来たら男性が席を移動し、ぐるぐるぐるぐると回転寿司みたいに回るのです。

最初のファーストコンタクトタイムは2分。

自己紹介もままならないまま、次々と男の人が流れていきます。

渡された印象カードも記入する暇もなく次々男の人が流れます。

男の人の方が人数は多いので、あぶれて休憩する時間があるのですが、女の人にはそんな暇ありません。

ひたすら(コミュ障なのに)喋りまくります。

「婚活パーティーってマジ戦場……」とその時私は悟りました。

 

ファーストコンタクトが終わったら、印象の良かった人を書いてスタッフに手渡します。

そして休憩を挟み、セカンドコンタクトタイム。

そのセカンドコンタクトタイムの前に、誰が自分に好印象を付けたかの紙をスタッフが持ってきてくれます。

ちなみに私は惨敗でした。

セカンドコンタクトタイムも2分です。

この時には、連絡先交換カードを渡すことが可能でした。

何とか交換できたのは1枚だけ。

正直、ファーストコンタクトタイムでどんな会話をしたか覚えていないので、「はじめまして」状態の人たちで2分しかない状況で、連絡先交換できる人なんて神業だと思います。

斜め前の美人なお姉さんは連絡先交換カードの山を作っていましたが。

 

そして回転寿司タイムが終わると、最後にフリータイム。

10分間の間に、好きな相手とお喋りできます。

これがまたコミュ障の私には難しかったです。

目当ての男の人に向かって行くなんて恥ずかしすぎてできないし、デブスなので男の人からも来てくれません。

イケメンと美女にその他大勢が群がります。

なので私は友人と楽しくお喋りしました。

そして、カップリングカードの記入。

これは気になった人を3人まで選んで番号を書くというもの。

見事お互いの番号が選ばれていたらカップリング成立です。

とりあえず、話してみて印象が良かった(気がする)人を記入しておきます。

 

そしていよいよカップリング発表!

もちろんカップリングが成立するわけもなく。

友人とパンケーキを食べて帰りました。

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話は飛びますが、今回からしばらく過去の婚活のお話をさせていただきたいと思います。 なぜそんな唐突に昔の話をするのかというと、「身元確認はとっても大切だよ」ということを、私の黒歴史を通して皆さんにお伝えしたいからです。 「こいつマジアホだな」と思いながら ... 続きを読む
21.【過去編】オシャレ帽子さん①

話は飛びますが、今回からしばらく過去の婚活のお話をさせていただきたいと思います。

なぜそんな唐突に昔の話をするのかというと、「身元確認はとっても大切だよ」ということを、私の黒歴史を通して皆さんにお伝えしたいからです。

「こいつマジアホだな」と思いながら読んでいただけると幸いです。

 

その時、私はまだ大学生でした。

大学を卒業する間近のふわふわした時期でした。

彼氏もおらず、将来への不安を抱え、「このままじゃいかん!」と、同じく彼氏のいない友人と婚活パーティーに出席することにしました。

私の婚活パーティーデビューです。

それまでは学生だったこともあり、そこまで「結婚」に対して真剣に考えていませんでした。

なので、何か一つのハードルを越えてしまったような感覚がしていました。

 

「どんな服着ていく?」

「そもそもどうやって申し込むの?」

「参加費とかめっちゃ高いんじゃない?」

「パーティーってことはアルコールあるのかな?」

「ご飯美味しいといいな」

そんな未知なる婚活パーティーに向けて、私と友人はわくわくで準備しました。

まだ大学生だったせいもあるのか、「街コン経験者」は多くとも「婚活パーティー経験者」は周りにはいません。

なのでネットで情報収集することにしました。

「婚活パーティー」と入れて検索するだけで、色々なパーティーが、どれを選んでいいのかわからないくらい存在していました。

その中でも、私たちは年齢層が低めで、初心者でも行きやすそうなパーティーを選ぶことにしました。

いきなり「男性公務員限定」とか「○○好きな人限定」とか「ゲームで愛情を深める」とかは上級者向け過ぎると思ったからです。

それに年齢制限で参加できないパーティーも多かったです。

なぜか女性の参加条件が「24歳以上」(もしくはもっと年上)であるパーティーが多く、22歳の私たちには参加できる条件ではありませんでした。

ちなみに選んだパーティーは、ご飯もアルコールもない、参加費2000円のテレビでよくやっている回転寿司形式の婚活パーティーです。

 

服装については、ネットで情報収集してみても書いてあることがバラバラで、大して役には立ちませんでした。

友人と相談して、一応「パーティー」という名前なのでキレイ目なワンピースで出席することにしました。

持っているワンピースの中で一番の上物を選ぶという張り切りぶり。

「良い人がいたらラッキーだなぁ」「ここにきて彼氏ゲットなるか!」と私と友人は希望に胸を躍らせていました。

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