【ダイジェスト】6.アゴさん

チェック眼鏡くんの次にマッチングできたのはシャクレアゴが特徴的な男性でした。
なので「アゴさん」と呼ばせてもらいます。
アゴさんは営業職の30才。
年収は600万で子どもの希望もあり、私の理想の条件の人です。
早速アプローチしてマッチングし、メッセージの交換を始めました。
営業職のためかチェック眼鏡くんとは違い、アゴさんとのメッセージ交換はとてもスムーズでした。
なぜならアゴさんがリードしてくれていたからです。
「妻に家事と育児をやってもらいたい」というアゴさんの理想の家庭像には私はとても魅かれました。
アゴさんとは早めに連絡先を交換して、2週間と少しでお会いする約束をすることができました。
そして約束の日。
アゴさんのお気に入りだというイタリアンレストランで待ち合わせです。
写真のままの男性だったのですんなりと無事に会うことができました。
会話も上手で、私みたいなブタでも盛り上げてくれます。
楽しく過ごさせていただく半面、私の中には疑問が浮かんできました。
「なぜこの人はまだ結婚できていないのだろう」と。
人当たりがよくてお話も上手で、結婚に対する考え方も堅実です。
特段ブサイクなわけでもありません。
私みたいなブタにも会ってくれるくらいなので、理想が高いわけでもないでしょう。
それなのに1年以上も婚活をしているそうです。
どうしてまだ結婚できていないのか不安だけれど、もしアゴさんが気に入ってくれたらこのまま結婚したいな。
そんな風に思っていましたが、休日の過ごし方の話題になった時に驚くべきことを言われました。
「オレは休日、神様の御心について教えてもらいに行っているよ」
アゴさんは特定の新興宗教を信仰していました。
宗教が悪いとは言いません。
でもその宗教はあまり良い噂を聞かない宗教で、勧誘活動もよくやっています。
しかも、家族で信仰されているようです。
しかもしかも、結婚するなら「入信してくれると嬉しい」とのこと。
しかもしかもしかも、お布施までかなり頻繁にしているようです。
「この人とは価値観が合わない」と私は悟りました。
今のところは改宗を強要するつもりはないみたいですが、それでも改宗してくれると嬉しいみたいですし、何より頻繁にお布施をするという行為が中々私には理解できません。
デートの後、どちらからもメールをすることがなかったので、アゴさんとはそれきりとなりました。
※宗教のお話の下りは特定されないように言葉などを変えさせてもらっています
この記事は以下の婚活体験談をまとめた内容になっています
30.アゴさん①
31.アゴさん②
32.アゴさん③
33.マッチングとは
34.「ブス」というデメリットとどう向き合うか
35.結局敵は周りの無理解な人
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