【ダイジェスト】4.チェック眼鏡くん

自分からアプローチをするようになって最初にマッチングしたのは赤いチェックのシャツに黒ぶち眼鏡のプロフィール写真の笑顔が印象的な人でした。
なのでチェック眼鏡くんと呼ばせてもらいます。
年は近く28才で年収は600万。
職業は研究職の方でした。
後々詳しく聞くとプラント?の研究をしているそうです。
子どもが欲しいという希望もあるので、プロフィール上は文句のつけようがありません。
実際にメッセージを送ってみると、チェック眼鏡くんもコミュニケーションが得意なタイプではないみたいで、質問にしか答えないタイプでした。
あすかちゃんのサポートを受けつつメッセージの交換を重ねていくと、3人兄弟の長男であること、転勤があるので両親との同居は考えていないこと、子どもは2人くらい欲しいこと、一人暮らしであることなど色々なことがわかりました。
連絡先や本名も交換して、トータルで1週間ほどメール交換を重ねました。
そんなに長期間メッセージの交換をしていたらマンネリも感じてしまいます。
こうなったら「実際に会ってみる」という次のステップに進むものなのですが、私は中々踏み出せないでいました。
人見知りのコミュ障なので、初めての人と会うのが怖いのです。
そんな風にうだうだ悩んでいましたが、珍しくチェック眼鏡くんから「実際に会ってみませんか?」というお誘いがありました。
会わない理由はありませんが、ネットで知り合った人だし、実際に会ってみるのは怖いです。
「怖い」という気持ちを打ち明けると、あすかちゃんは私を勇気づけて後押ししてくれました。
これは婚活です。
会わなければ何も始まらないのです。
あすかちゃんの後押しで会うことを決意した私はチェック眼鏡くんと「ランチでもしましょう」と約束を取り付けました。
約束当日はランチを食べた後に喫茶店でお茶をして、それからお散歩をしました。
あすかちゃんから「楽しむのも大切だけど結婚の話もしておいで」とアドバイスを受けていたのですが、結婚の話はできませんでした。
メールの時はあすかちゃんの手助けがありましたが、コミュ障同士。
私が頑張って会話のリードをしていたのですが、踏み込んだ話ができなくて差し障りのない話しかできません。
盛り上がることも踏み込んだ話もできませんでしたが、無難にデートは終わり、「またお会いしたいですね」と約束を交わして別れました。
しかしチェック眼鏡くんとの「また」は訪れませんでした。
それからもメールは続けていましたが、どちらともなくメールの頻度が落ちていき、いつの間にか途絶えていたのです。
これで私かチェック眼鏡くんのどちらかが最初のデートで「この人と結婚したい!」と思えていたらまた別の結果になったかもしれません。
でもどちらも「可も不可も無いからキープとして残しておくか」程度だったのだと思います。
「婚活って難しいな」と思いました。
この記事は以下の婚活体験談をまとめた内容になっています
17.チェック眼鏡くん①
18.チェック眼鏡くん②
19.チェック眼鏡くん③
20.チェック眼鏡くん④

にほんブログ村
ブログランキングに参加しています。
応援していただけると嬉しいです。